第501話 10/22

文字数 1,020文字

 夕方。
 メンタルはちと不安定。
 多分、身体が疲れているからだと思う。
 昨日。メンクリ行ってきてリフレッシュできたのも事実だけど。
 寒暖差が激しくて、外を歩くのが疲れた。
 前々日に、クローン病の病院も行ったし。
 あと、ここ数日間。背中と腰、肩を痛めている。

 また博多を少し歩いてみたが、やはりトラウマが薄れてきたのかもしれない。
 ちょっとまだ経験を重ねないとわからないけど。

 人通りの多い所だ。数値化すれば、大した数ではないだろうと。

 話は変わるが、最近はもう諦めている。
 就労についてだ。

 ベストはA型だけど、正直、この一年近くまだまだ不安定で、到底そこまでには及ばない。
 だからといって、B型に下げても、きっとトラブルやトラウマになる可能性が高い。
 じゃあ、障がい者雇用はどうだって言われても、儚き夢。
 20年働いていない人間を雇う優しい会社がどこにあんだって思っている。

 これ以上、失敗や病状悪化するぐらいだったら、家で小説を書いたり、家族と今まで通りの暮らしを選んで、老いて……。
 みたいな人生の最後を予想してしまう。

 あと、個人的な感想だけど。
 B型作業所で就労ってのは、ある程度のスキルや経験があればの話だと思う。
 若い頃、通っていた所で、雇用された人がいた。
 その方は元々、元気に一般就労していて、一年以内に発症後。系列の作業所にいたら、勧められて試験で合格したとか。
 でも、本人に聞いたら「割に合わない」と言っていた。
 だって、元の職場の給料の三分の一程度にも満たない額だし。
 作業所って、差別するわけじゃないけど。
 いろんな障がいを抱えた方が多いから、トラブルはつきものだって、僕は思っている。

 その頃。僕は若かったし、結婚も考えていたから、就労にこだわっていた。
 死に物狂いで頑張って作業所に通ったけど。
 所長に「君は若いから通過点と思ってるかもしれないけど、そんな風に思わないでほしい」と説得された。
 しかし、実状は違い、トラブってやめても、保健の勧誘みたいに頻繁に電話してきて。
「戻ってきてほしい」と。
 結局、利用者は利用者止まり。
 現実を見て、僕はそこに行かないと誓った。

 数年後、雇用された人と再会したが、「やめた」と言っていた。
 疲れたからと。

 まあ、なにが言いたいのかっていうと、二年前の作業所も「通過点」だったてことだ。
 そう思うと、僕は今のままでいいような気がしてきた。

 ではまた!
 体重、80.5キロ。
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