第191話 2/1
文字数 1,489文字
朝。
昨日は骨を診てもらったが、僕の勘違いで一週間早めに、行っちゃって。
まあ、少しはくっついたみたいだ。
今日は美容院に行く。
一年前に買ったメガネのフレームというのかな?
それが少し緩くなって気がするので、買った店で直してもらおうか迷ってる。
それから、ノートパソコンで外で執筆しようか、考えてる。
喫茶店で書くのは、やっぱり人目が気になる。
そして、書いてるのが男の娘のものだし、家で書く方がスペック的にもやりやすい。
それに感染が爆発状態だから、外に出ていいものか、ためらう。
作業所の思い出をまた書いてもいいでしょうか?
僕、ネタにしちゃってるから、罪悪感があるんですけど、どうしても楽しかったから、思い出として書かせてください。
不快に思われたら、申し訳ないのですが。
だいぶ前に書いたダッチーさんとキャバクラの話で、僕は毎日相談していた。
ダッチーさんは、17ライブというアプリを紹介してくれて、「これなら、無料で女の子と話せるっすよ」と笑っていた。
そんな話をしていると、近くにいた所長が笑う。
「でも、あれだよね。ガールズバーとかおもしろくないよね」
ダッチーさんはそれを聞いて、ニヤつく。
「ですね。楽しくないっす」
二人とも経験者だから、互いに話が通じあってるようだった。
僕はどうしても話に加わりたいし、どんな店なのか知りたくて、聞いて見る。
「あの、僕もいつか連れていってくれませんか! 一人だと怖いっす!」
僕がそう言うと所長が苦笑する。
「うんうん、わかるよ。味噌村さんにはやましい気持ちが全然ないんだよね? 経験がないから、行ってみたいだけでしょ?」
「そうっす! 一度で良いからその世界を見たいっす! いわば取材っす!」
「味噌村さんはピュアだからね」
そう言ってダッチーさんと、ケラケラ笑っていた。
んで、所長のスイッチが入って語りだす。
「でも、あれだよ。俺は18になったら、すぐに一万円札握りしめて、中洲に行ったよ。たぶん、大半の店回ったよ」
それを聞いたダッチーさんが、わかるわかるみたいな感じで、頷く。
会話を聞いていた僕は、なんだか、童貞を卒業したリア充グループの間に入れないような、寂しさを感じた。
だから、ここで僕も勝負に出ようと思い、所長にこう告げた。
「所長! 今度、作業所のみんなでキャバクラに行きましょう! もちろん、公平に女性の利用者さんやスタッフさんも連れて、みんなで取材しましょう!」
そう言うと、さっきまでのテンションはどこへやら。
所長もダッチーさんもチーンて感じで、黙り込む。
視線は二人とも床にある。
返事がないので、再度質問してみた。
「あの、行きましょうよ! 男女全員で!」
「「……」」
あれ、なんで二人とも黙っちゃったんだろうと僕は不思議に思った。
後にオーナーさんにもこの話を振ってみた。
「今度、中洲に連れていってくれませんか?」
「ん? 味噌村さんと? いいけど、どうして?」
「一度でいいから見てみたいんす! 男女全員で行きましょう!」
すると、オーナーさんもチーンとテンションが下がって、視線が床に落ちる。
なぜ、みんな黙り込むのだろうと、僕は不思議で仕方ない。
だから、帰って妻に相談した。
「なんでみんな黙っちゃうのかな?」
妻はあきれた声で答える。
「やましい気持ちがあるからじゃない? 味噌くんみたいな純粋な気持ちで行かれたら、女の子と遊べないでしょ」
「えぇ、そうなの? みんなで行った方が楽しいと思うんだけどな」
僕は未だに中洲という街を知らない。
せいぜいが映画館ぐらいだ。
ではまた!
昨日は骨を診てもらったが、僕の勘違いで一週間早めに、行っちゃって。
まあ、少しはくっついたみたいだ。
今日は美容院に行く。
一年前に買ったメガネのフレームというのかな?
それが少し緩くなって気がするので、買った店で直してもらおうか迷ってる。
それから、ノートパソコンで外で執筆しようか、考えてる。
喫茶店で書くのは、やっぱり人目が気になる。
そして、書いてるのが男の娘のものだし、家で書く方がスペック的にもやりやすい。
それに感染が爆発状態だから、外に出ていいものか、ためらう。
作業所の思い出をまた書いてもいいでしょうか?
僕、ネタにしちゃってるから、罪悪感があるんですけど、どうしても楽しかったから、思い出として書かせてください。
不快に思われたら、申し訳ないのですが。
だいぶ前に書いたダッチーさんとキャバクラの話で、僕は毎日相談していた。
ダッチーさんは、17ライブというアプリを紹介してくれて、「これなら、無料で女の子と話せるっすよ」と笑っていた。
そんな話をしていると、近くにいた所長が笑う。
「でも、あれだよね。ガールズバーとかおもしろくないよね」
ダッチーさんはそれを聞いて、ニヤつく。
「ですね。楽しくないっす」
二人とも経験者だから、互いに話が通じあってるようだった。
僕はどうしても話に加わりたいし、どんな店なのか知りたくて、聞いて見る。
「あの、僕もいつか連れていってくれませんか! 一人だと怖いっす!」
僕がそう言うと所長が苦笑する。
「うんうん、わかるよ。味噌村さんにはやましい気持ちが全然ないんだよね? 経験がないから、行ってみたいだけでしょ?」
「そうっす! 一度で良いからその世界を見たいっす! いわば取材っす!」
「味噌村さんはピュアだからね」
そう言ってダッチーさんと、ケラケラ笑っていた。
んで、所長のスイッチが入って語りだす。
「でも、あれだよ。俺は18になったら、すぐに一万円札握りしめて、中洲に行ったよ。たぶん、大半の店回ったよ」
それを聞いたダッチーさんが、わかるわかるみたいな感じで、頷く。
会話を聞いていた僕は、なんだか、童貞を卒業したリア充グループの間に入れないような、寂しさを感じた。
だから、ここで僕も勝負に出ようと思い、所長にこう告げた。
「所長! 今度、作業所のみんなでキャバクラに行きましょう! もちろん、公平に女性の利用者さんやスタッフさんも連れて、みんなで取材しましょう!」
そう言うと、さっきまでのテンションはどこへやら。
所長もダッチーさんもチーンて感じで、黙り込む。
視線は二人とも床にある。
返事がないので、再度質問してみた。
「あの、行きましょうよ! 男女全員で!」
「「……」」
あれ、なんで二人とも黙っちゃったんだろうと僕は不思議に思った。
後にオーナーさんにもこの話を振ってみた。
「今度、中洲に連れていってくれませんか?」
「ん? 味噌村さんと? いいけど、どうして?」
「一度でいいから見てみたいんす! 男女全員で行きましょう!」
すると、オーナーさんもチーンとテンションが下がって、視線が床に落ちる。
なぜ、みんな黙り込むのだろうと、僕は不思議で仕方ない。
だから、帰って妻に相談した。
「なんでみんな黙っちゃうのかな?」
妻はあきれた声で答える。
「やましい気持ちがあるからじゃない? 味噌くんみたいな純粋な気持ちで行かれたら、女の子と遊べないでしょ」
「えぇ、そうなの? みんなで行った方が楽しいと思うんだけどな」
僕は未だに中洲という街を知らない。
せいぜいが映画館ぐらいだ。
ではまた!
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
(ログインが必要です)