第324話 5/7

文字数 850文字

 朝。
 5時ぐらいに目が覚めた。

 昨日、本当は、飲むつもりはなかった。
 真面目な話。
 しかし、お袋が僕の好きなシメサバをくれたから、奥さんも禁酒するように、協力しそうだったのだけど。
 こりゃあ、飲みたくなると二人で、飲んでしまう。

 思った通り、旨くて、酒が進んじゃった。
 記憶が飛んでて、どうやって、ベッドに来たのか、覚えてない。
 また酔っぱらって、家族に嫌なこと言ってないか、心配。

 昨日、メンクリに行って、先生に色々と誉めてもらえて、生きる目標というか、また頑張ろうと前向きになれた。

 それから、博多のブックオフで、子供たちに頼まれたトラブルダークネスの8巻を買った。
 本当は9巻も頼まれたけど、なくて、色々考えたが、子供たちが望んでいるようなエチエチラブコメはなくて。
 しばらく悩んで、好き嫌いがない長女に進撃の巨人を買ってみた。
 あと、パン屋に行って帰る。

 そこまで、気にしてないけど、やっぱり博多歩くと、作業所の顔見知りがいるのではないか?
 と気になる。

 別にこっちもあっちも悪いことしてないのに、なんかいちいち気になる。

 で、作業所のことを引きずってることについて、帰りながら、一生懸命考えてみた。
「明日がないから」
 これのせいで、作業所を忘れられない。酒に逃げる。
 なら逆に
「明日がないなら、明日を作ればいいのではないか?」
 という発想に至る。

 それがなんなのかまだわからない。
 簡単に言えば、予定を作ることだ。
 夫婦でデートもいいし、家族でまたお出かけてのが、今の僕にできることかな。

 明日を作る。
 言えば、簡単だけど、なかなか難しい。

 引きこもり、無職、社交不安の僕に、ウキウキできるような明日は、一体なんだろうか。

 しばらく、分析、考えてみよう。

 今日は行けたら、皮膚科に行こうかと思う。
 前回、親父に会ってしまって、怖いというか、避けたいけど、僕があの人に合わせる必要性がない。

 理性で自由に生きたい。
 できるかはわからないけど、善処するしかない。

 ではまた!
 体重、91キロ。
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