第572話 2/13 その2

文字数 582文字

 夕方。
 なんかいまいちメンタルが浮上してこない。
 そう言えば、リンキン・パークの2ndアルバムが20年ぶりにリマスター? なのかな。
 未発表曲も発売されるって聞いて。
 嬉しいけど、なんか悲しさもある。
 やっぱ、チェスターがいないから。

 メテオラっていうアルバムだけど、今でも天神へ買いに行った日を覚えてる。
 発売前からMTVでPVを見ていたから、早く聴きたくて。
 バイトあがりにすぐ天神へ直行。
 今はないけど、タワーレコードが北天神だったかな?
 あのあたりにあって、そこで山積みにされていた。

 家に帰って、すぐにMDへ移してウォークマンで、聴きながら、どこかに遊びに行ったような記憶が。
 ひょっとしたら、小説を応募していた雑誌の一次結果を本屋へ確かめに行ったような。
 もちろん、結果はかすりもしない。
 
 2003年の春頃には、もう小説を書かなくなった。
 まだ病んではなかったけど、色々と私生活が忙しくなりはじめて。
 バイトやら大学やら、彼女ともデートしてたら、物語を考える暇もなかった。

 そう思うと、再び筆を取るのに17年ぐらいかかったてことか。

 なんか急にフラバッた。
 やっぱり思うのは、病院を変えていて良かったなて思う。
 前や最初の医師は、どんどん悪くなる一方だったし。
 別にその医師が悪いとは言わないけど、僕と相性が良くなかったてことだと思う。

 ではまた!
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