第611話 3/11

文字数 572文字

 昼前。
 何度も寝ちゃ起きてを繰り返していた。
 やっと目が覚めた。
 多分、昨日博多方面をウロウロ歩いてたからだと思う。

 昨日はメンクリで、その前に長年愛用している奥さんからもらったドラえもんの腕時計のベルトがボロくなって、治してもらった。
 頼み終わって、できあがるまで、買い物したり、飯を食いに行ったりと。
 まあ、人目はやはり気になるけど、割りと動けるようになった。
 外への感心というか、興味が勝りだしたのかも?

 メンクリで先生と久しぶりに話し終わって、歩きながら考えていた。
 今、僕が宝くじをまあ、一億でも当たったら、嬉しいのだろうか?
 なんて、妄想していた。
 とりあえず貯金して、終わりなよう気がする。
 なんか最近、夢があまりなくて。
 今の生活を守りたいと思うということは、充分幸せな気がして。

 帰りに頼んでいた時計を受け取る際、つける時にどうしても、左手の手首を相手に見せちゃったから。
「やべっ。リスカがあった」
 と忘れてた。
 職人さんがドン引きしてないか、なんか悪いことしたと思っちゃった。

 リスカもアムカも、過去に自分がやったことだから、仕方ないけど。
 他の人に見せたら、うわって引かないかと、いつも気をつかう。

 今日は奥さんが休みの日で、子供の習い事だから、僕はお留守番。
 まあ、のんびりとしよう。

 ではまた!
 体重、85,6キロ。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み