第296話 4/18 その2

文字数 677文字

 昼。
 メンタル、超荒れてる。
 理由は簡単。

 皮膚科行ったら、親父に出くわした。
 あっちもこっちと目が会ったけど、ムスっとして、無性に腹が立った。
 配慮せーやと思った。

 お互い他人の振りして、待合室にいて、居心地悪いったらありゃしない。
 正直、「家族だから」とか「家族でしょ」とか、うちの家庭は当てはまらない。
 よくよく考えてみると、うちの家系ってみんな絶交している連中が多い。

 見栄で付き合っていたような連中ばかり。
 下らない。

 もう二駅ぐらい離れた街に引っ越したい。
 でも、無理。
 今の僕では無理だ。

 しかし、この憤りもいつか笑いに変えてやる。
 不幸は幸せに。
 
 個人的に「感謝しろ」なんて言っている親や身内は大嫌い。
 じゃあ、そう言う家庭を作れたのかって?
 作れなかったんなら、感謝する必要がない。
 それで感謝し続けたら、どうなるか。
 自分を責めて、「あぁ、僕は悪い」とか「私が悪いんだ」ってなる。

 育ててもらった恩とか言うけど、恩返しは「子供が健康に生きてくれること」だと、僕は思う。
 
 作品なんかと同じ。
 評価するのは、相手側だ。
「親ガチャ」だとか、「毒親」と思うのは、子供が決めること。
 僕もいずれ、言われるかもしれない。
 だから、僕はそうならないように、できるだけ努力はする。
 子供は親を選べないんだから、親も子供に自分の価値観を押し付けるのは違う。

 はぁ、吐き出してしまった。
 消そうか迷いましたが、すみません。
 残しておきます。

 ただ、僕は人を傷つけるようなことは、絶対にしたくありません。
 不快に思われたら、ごめんなさい。

 ではまた!
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