第354話 5/22 その3
文字数 784文字
夕方。
すごく疲れている。
身体が重たい。
心がなんていうか、デリケートな状態。
傷だらけで、人と接するのがしんどいような。
SNSで発信する元気もない。
見ていて思うのは。
みんな元気だなぁとか。
頑張ってるなぁとか。
僕、あんまりSNSに興味ない人間だったんだけど。
やっていても、なんていうかリアルで会ったことない人は、あまり信用できないというわけじゃないけど。
社交不安が前提にあるから、「この人敵じゃないか?」て一々ガードが硬い。
だから、なかなか心を許すことができない。
見ていても、「うーん」て感じで、今一歩踏み出せない。
よっぽど長い間、絡んだり、声をかけてもらえないと、ガードがありすぎて、結構他人行儀というか。
それで、本格的にSNSを使いだしたのは、「気にヤン」を書きだしてから。
作業所でも宣伝として利用してほしいと言われたから、積極的に利用していた。
ただ、なんというか、心へこんでいるときは、見ないようにしている。
たくさんの言葉が羅列されていて、ものすごい人々の考えや発言が頭に流れてくるから。
見ていて、疲れる。
正直、うらやましく感じる時も多い。
元気だなぁとか、よくあんなに気軽に絡めるなぁとか。
とりあえず、能動的に活動していて、うらやましい。
僕なんてビビリだから、中々、気軽に話せない。
受け身。
リアルで関係を築いた人たちなら、全然違うんだけど。
やっぱ会ったこともない人に急に「仲良くしてください」とか「タメ口でもいいですか?」と、言われると困っちゃう。
悪い意味ではなく、僕が困るだけ。
相当、絡みが多くないと、なかなかタメ口の関係にはなれない。
僕の問題で。
怖がりだから。
だからって、急に「会いましょう」なんて機会があっても、怖がるかなぁ。
なんか空回りになってる。
奥さん帰ってくるまで、寝るか。
ではまた!
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