第494話 10/12

文字数 842文字

 お昼前。
 メンタルはまあまあ。
 身体も比較的良好。
 ただ、外出が増えるからまた倒れないか、不安もある。

 昨日の日記で、不妊治療の話をちらっと書いたけど。
 それで思い出した。
 僕たち夫婦は奇跡的に赤ちゃんを授かることが出来て、本当にありがたいのだけど。
 んで、その当時。本当に夫婦間でギクシャクしていて。苦しかったし。
 奥さんは僕なんかよりずっとずっと辛い思いをした。
 
 まあ、その中でも何個か面白いエピソードというか、僕たちの中ではゲラゲラ笑う話がある。
 それをギャグ作品として、発表しようかと迷っていたが、奥さんとも相談したけど。
 やめた。
 今だから、苦痛に感じない話だが。
 僕たちの間では、笑いになるが、今も苦しんでいる人々がいて。
 結果的に笑えるけど、もしあの頃。妊娠、出産できていなかったら、ただのトラウマだから。
 それに長年苦しんで苦しんで、それでも授かることができなかった人々もいる。

 話は変わるが、もう一本ギャグ作品にしたい話があって。
 それは、現在発表している短編シリーズの『野獣先生』で。
 僕が自死を考えていた頃、先生が心配して、凍えるような寒い海に向かって、パンツ一丁でダイブした話。
 まあ、これはもう童話として、真面目に仕上げて『僕が死ぬのをやめた理由』で発表してる。
 でも今振り返ると、僕の中ではゲラゲラ笑う話で、ギャグよりに仕上げたいと思っている。
 しかし、奥さんにそれを相談すると「笑えないよ!」と毎回怒られる。
 理由を聞けば、「当時とはいえ、味噌くんが真面目に自ら死を考えていた話じゃん」と言われる。
 僕が何度も「笑えないかな?」と言う度に、「笑えない!」と怒られちゃう。

 だから、やめておいた。
 他にも何個かギャグにしたい思い出があるんだけど。
 傷つく人がいるのならば、それは笑いではない。

 やめておこう。
 
 今日はメンクリに行く日。
 だから小説は書いてない。
 その代わり、色んな作者さんの作品を読ませてもらってる。

 ではまた!
 体重、80.7キロ。
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