第328話 5/11

文字数 1,146文字

 朝。
 夜中の3時ぐらいに目が覚めた。

 昨晩は久しぶりに飲んでしまった。
 というか、飲むのを選んだ。
 本当は飲むつもりは全然なかった。
 やれば禁酒できたレベル。

 朝から家族でニトリ行って布団やらを買い替えて、急いで飯食って、長女と奥さんだけ肥満外来に。
 僕と次女は留守番。

 子供たちは最近行き渋りが見える。
 まあ不登校を経験してる身からすると、これ以上は望まない方がいいかもしれないと思う。
 生きてればなにかあるさと。

 死んだらなにもない。
 子に多くを望んで、その子が死んだら、どれだけ幸せだったかってことをあとになって後悔するのは、その親だろう。

 生きてるだけで、十分じゃないか。
 赤ちゃんが出来て産まれてくるという奇跡てやつを、親は忘れてる。

 まあ話は戻るのだけど、夕方までブログサイトにまた無心になって、移行作業をしていた。
「少しでも多くの人々が僕を見てホッとしてほしい」
「僕たち、私たちだけじゃない」
 おごりだと思うけど。
 なんだったら、僕を下にみて、
「自分はまだここまで落ちてない」
 と思ってもらっていい。

 そんな思いで、肩と首が痛いのに、とことん自分を追い詰める作業をしていた。
 なんでかわからないけど、今はこれが楽しい。

 で、それらが終わって、限界を感じたあと、短編を2つほど書いた。
 終わって肩がバキバキ。
「またバカな話を書いたなぁ」
 と出来を見て、苦笑し、いざ発表するかと思ったら、とあるコンテストの一次選考発表。

 結果は
「……」
 予想していたはずなのに、案外、落ち込んじゃって、奥さんに飲むことを報告。
(あ、知り合いの作家さんたちが一次通過したことは本当に自分のように嬉しいです。自分の力不足に落ち込んでるだけなので)

 夫婦で晩飯した。
 飲みながら、
「もうコンテストにエントリーすんのやめようかな」
 とぼやき、
「ファンタジーが強く感じる」
 と奥さんに言ったら、
「味噌くんも書いたら?」
 て提案されたけど。
「いやぁ、わしはファンタジーの世界が頭に浮かばない。現実世界が好きだし、無理だよ。長編で一つ書きかけあるけど、なかなか無理」
 とベロベロになった。

 だからといって、自身の作品を電子書籍として販売するべきか?
 それは嫌だ。
 お金もらうほどの自信ないし。
 有料化したとして、どれほどの人が読んでもらえるのか。
 なら、もうweb小説のままで良くないか?
 という考えに至る。

 紙の本になるてのは確かに儚い夢だが、読んでもらいたいという欲求を満たすだけなら、web小説があってる気がする。
 僕には。

 今日は泌尿器科だ。
 昨晩、飲んだから、せめて週末までは、禁酒したい。
 三日間やめられたんだ。
 またやれると自分を信じよう。

 明日を作るしかない。
 ではまた!
 体重、90,6キロ。
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