第262話 3/20  その2

文字数 274文字

 夜。
 酒臭いし、ウインナーをつまみとして、焼いたから、身体中が臭い。

 子供たちが、僕たちのためにといって、つまみを買ってくれた。
 (親父の小遣いで)
 本当に情けないし、ありがたい。
 もう、なにを僕たちは、子供たちに返せるのか。
 わからない。

 親だから、色々と望んだり、考えたり、心配したり、すると思う。
 でも、何よりも生きてくれたら、それでいい。
 生きてこそさえ、あれば、あとはどうにでも、なるんだから。
 死んだら何もない。
 取り戻すことはできない。

 2日飲んでないせいか、バカみたいに飲んだ。
 でも、この想いや考えは、本音ですから。

 ではまた!
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