64話① 英二's キッチン「水菜の煮びたし」

文字数 777文字

あれから宣言通り、

もう一本超短編コンテストに出していましたね。

おう。

これはこれで意欲作じゃと思うとるで。

どんなタイトルなんだ?

タイトルそのものは

あまり変わった感じがしませんね。

どう変わってるんだ?

そのへんは読んでもらえばわかるが、

従来のわしの作風からいえばだいぶ毛色が違うのう。

ほう?

既存の作家でいえば?

星新一のショートショートに近いかのう。

感動作いうより、どこか不思議なものを醸し出すのに苦心した作じゃな。

何度も推敲を重ねたんで、わりと満足ができるもんに仕上がったと思うとるよ。

ちなみに恋愛要素は?
ないで。
またねえのか!
これまで三本掲載していますよね?
で、この中で恋愛要素があるのは?

強いて言えば

「ひどい女……」ぐらいじゃな。

強いて言えば?

ああ、これも既婚女性をモチーフとしたんで

青春的な恋愛要素という意味では

どれもあてはまらんことになるのう(笑)

マジかっ!?
王道をはずしてきましたね。

恋愛小説コンテストとは銘打たれてなかったけえな。

そういうのがよければ、そういうのも書くが、

そうじゃなければ、みんなが書きそうなのはあえて書かんよ。

変わり映えのせん、おもしろみのなさそうなことは、進んではせんよ。

じゃあ、恋愛コンテストがあれば?

そりゃあ、ちゃんとテーマには沿うよ。
そこはちゃんとするんだな。

ただ、それでもギリギリのところを

狙うかもしれんがな(笑)

マジか……。

言うたろ?

作者がおもしろい思わんものは読者も思わん。

攻めて、ええもんを書いてこそよ。

今岡先生のその冒険心、

いったいどこからくるんでしょうね……。

たぶん素じゃろ。

じゃなきゃあ、食べ歩きでも旅レポでも

いろんなところに行きまくっておらんじゃろうて。

(納得しちまった……)
(染まるって怖いですね……)

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登場人物紹介

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■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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