183話① 高知に100万人が訪れる「よさこい祭り」

文字数 1,053文字

以前、高知競馬場を紹介した際に、「夜さ恋ナイター」いうんが開催されとるのを教えたと思うんじゃが、おぼえとるかの?
ええ、夜開催というのと、「よさこい」にかけたキャッチコピーなんでしたよね?
たしか「よさこい」って、高知の有名な祭りだよな?

おう。

そんなわけで今日は高知の「よさこい祭り」を紹介しちゃろうかの。

唐突だな!!

聞き捨てならんことを言うのう。

わしが唐突じゃなく、紹介することがあったか?

……ないな。

じゃろ?

こがいなんは今さらじゃろうが。

威張って言うようなことですか……
しかし、お前さん、この前の「川越まつり」もそうだが、祭りとかもよく見に行くのか?

ほうじゃな。

歴史的建造物と同じで、地方の祭りはその地の風俗を知るええ機会でもあるけえ、わりと行ってとるほうじゃろうて。


マジか……

ちなみに高知の「よさこい」いう言葉は「夜さり来い(夜にいらっしゃい)」という古語が変化したもので、そこから「よさこい節」「よさこい祭り」の方に転化したといわれとるんよ。

ほいじゃがのう……

じゃが?
いまは「よさこい節」「よさこい祭り」、とりわけ祭りのイメージの方が強うなって、元の意味からかけ離れた使われ方をしとるんじゃ。
いまはどういう使われ方が一般的なんですか?
8割が「よさこい祭り」のことを指し、かろうじて1~2割が「よさこい節」のことを指すという感じかの。
では、元の意味ではもう使われてないんでしょうか?

いや。

そういう意味では最初に挙げた高知競馬場の「夜さ恋ナイター」が、「夜さり来い(夜にいらっしゃい)」の意味を持たしとるだけに、一番原義に近いじゃろうてな。

意外なところに残ってるもんだな。

まあのう。

実際「よさこい祭り」自体も、夜もやるにはやっとるんじゃが、徳島の阿波踊りと違って、明確に「夜がメイン」というわけでもないけえな。

祭り内容も、あんま昼・夜関係ない感じでもあるしのう。

どんな内容なんですか?
ひたすら踊る。


わかりづれえ!!

いや。

実際そんな感じじゃけえしょうがあるまあて。

ま、百聞は一見に如かず。

これがその「よさこい祭り」よ!!

楽しそうだな!!
盛り上がるのもうなずけますね。

うむ。

なんせ高知市の人口が30万人なのに対し、

「よさこい祭り」には4日間延べ100万人が訪れるといわれとるけえな。

3倍以上か!!
むろん数日間にわたって滞在しとる人もおるじゃろうけえ単純比較はできんのんじゃが、街の中心部の人の数はふだんの数倍にふくれあがっとる印象を受けたのう。
ハンパねえな……
さすが全国にもその名をとどろかすお祭りですね…

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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