221話③ 岡山総社市の名店「よこた手打うどん」

文字数 951文字

ま、そんなわけで、今回の名物紹介といこうかの。
今日はなにを紹介してくれるんですか?

ほうじゃな。

けっこうがっつりいけるうどん屋でも紹介しちゃろうかの。

ほう、そりゃいいな。
ちなみに外見はこんな感じなんよ。

けっこう風情があるお店ですね。


ほうじゃろ。

事前に調べんと、ふらっと入ったお店にしては、当たりじゃと思うたわ。

下調べなしか!?
めずらしくないですか?

ああ。

ほんまは他に調べとった店があったんじゃが、行くタイミングを逃してしもうてな。

ほしたらそうこうしとるうちに、「ちと腹が減ってきたが、ここいらの店は調べてなかったのう」という次第になったんじゃが、たまたまよさげな店を見つけたけえ、勢いで入ったいう感じなんよ。

それで当たりを引くんじゃけえ、我ながらたいしたもんよな。

てめえのその嗅覚……
どうなってるんですか……
長年いろいろ食うてきて磨かれたんじゃろうてな。
で、ここのオススメはなんなんですか?

ほうじゃな。

当然うどん……といいたいところじゃが、うどんよりも釜飯をオススメしたいのう。

釜飯?

ああ。

ここの釜飯は、一つ一つ丁寧に炊き上げとるんよ。

なのでその旨いこと旨いこと。

ここにきたら釜飯を頼まん手はないな。

それはいいな。
しかし、うどん屋なのに釜飯だけですか?

じゃけえ、釜飯とうどんをセットで頼みんさい。

わしが頼んだのは、この「肉うどん定食(1150円)」よ!

たしかに旨そうだな!
そしてボリューミーですね!

ほうじゃろ。

この店で「定食」いうたら、釜飯とのセットを指すんよ。

ぶっちゃけ腹一杯どころか、ちと余り気味になるくらいの量なんで。

残したのか?

無理して食った……orz

そこ無理するところじゃねえだろ……
歳を考えましょうよ……

いや、それだけ旨かったんよ。

おかげでそのあと、腹がこなれるまで苦労したがの。

残すのももったいないぐらい、おいしかったのなら……

まあ、しょうがねえのかな……

ちなみに天かすとネギだけの「かけうどん(450円)」というお手軽メニューもあるんで、あんまがっつりいきたくないひとは、そういうのを頼むんをオススメするわ。
そっち食えよ!
釜飯がいきたかったんじゃ!
お、おう……

そうですか……

そんなわけで岡山総社の名店「よこた手打うどん」、みなさんも総社市に行かれた際には、ぜひ足を運んでみてつかあさい!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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