195話② からあげグランプリ金賞「中津からあげ渓」

文字数 1,113文字

で、今回はそんな中津からあげの名店、「中津からあげ渓」さんを紹介しよういうんじゃ。
名店なのか?

ああ、れっきとした名店じゃな。

なんせ店のにぎわいようはこんな感じで。

ほんと、にぎわってんな!!
いつもこんな感じなんでしょうか?

わしが行ったのは日曜の午前中じゃけえ、そのせいもあるかもしれんがの。

ほいじゃが、ここはTV番組でも何回もとりあげられとる名店じゃけえ、いつもこんなんかもしれんな。

なんせからあげグランプリ金賞を何回も受賞しとるところじゃけえな。

マジかっ!?
そんな賞があるんですか!?

ああ、ある。

しかもワリとガチな大会らしゅうてな。

名店じゃけえいうて、それだけでは連続受賞はできんいう代物じゃそうで。

それなのに4年連続で受賞したいうんじゃけえ、たいしたもんよ。

ここもやはり揚げ立てなんでしょうか?

ああ。

なので、注文してから整理券をもらって、店先で10~15分ほど待っとったら番号を呼んでもらえるいうシステムなんじゃ。

値段は量り売りで、200gで520円いうところ。

ま、200gなら5~6個入りいうところじゃな。

で、実物はどんな感じなんだ?

ああ。

こんなもんじゃな。

おいしそうですね!!
揚げ立てのこいつを食ってると、酒がほしくなるな!

ほうじゃな。

なので、店先にテーブルがおかれとって、そこでビール飲みながら、その都度注文するいう人もおるんよ。

そういう食べ歩きというか、立ち飲みもありなんですね。

むろん中で腰を落ち着けて飲むのもありじゃ。

さすがに日曜の昼前じゃったけえ、そこまで飲んだくれとるんはおらなんだが、平日の夕方過ぎとかはそがいなんが増えるんじゃろうてな。

からあげ三昧で酒盛りか!
そういうのもいいかもしれませんね!!

ちなみに戸越銀座商店街には他にもからあげ屋さんがあるんじゃが、この店はわりと商店街の端の方にあるけえ、そのへんにも注意してから食べ歩きすることをおススメするわ。

なんも知らんと、早めに「あ、そこそこ人だかりがあるからあげ屋さん発見! ここがその店か」いうて、ささっと買い食いしてしもうたら、目当ての店にたどり着く前に腹いっぱいになるけえな。

気つけんといけんで。

なったのか?
わしはならんかったが、オフクロの友達が早とちりしそうになったけえ、

「そこじゃない!」いうて注意した。

お前、自分の親族だけじゃなく……
その知り合いにも容赦ないんですね……
そこを容赦して、後から悔やまれても寝覚めが悪かろうて。
ほんと、物怖じしない……
いい性格してますね……

それがわしの取柄じゃけえな。


そんなわけでからあげグランプリ金賞を4年連続で受賞した名店「中津からあげ渓」、みなさんも戸越銀座に行かれた際はぜひ立ち寄ってみてつかあさい!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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