214話① 漫画『銀の匙』の聖地「大蝦夷神社」

文字数 1,117文字

昨日、漫画『銀の匙』の聖地を紹介しちゃったわけなんじゃが、今日も昨日とは違う聖地を紹介しちゃろうかの?
今度はまともな観光地なんだろうな?

まあ、そう思うてくれてええじゃろうて。

今度のは地元の人も初詣に訪れる神社じゃけえな。

また神社ですか!!

おう。

神社や寺はその地の歴史を知るにはもってこいの場所じゃけえな。

だがよ、神社が漫画の聖地ってのはどういうことなんだ?

うむ。

実は主人公の八軒勇吾とヒロインの御影アキがはじめてデートした場所が「大蝦夷神社」いうところなんじゃが、そのモデルになったのが、この「帯広神社」なんよ!!

ほう、立派なもんだな!!
わりと見どころはありますね!!

ほうじゃろ。

また、ここの原作の中でも触れられとるんじゃが、ここの絵馬はちいと変わっとるんよ。

どう変わってんだ?
絵馬が、馬の形そのままなんじゃ。

それは変わってますね!

ほいじゃけえ、正確には絵馬じゃのうて、形馬とでもいうべきなんかもしれんのう。

そんな呼び方あんのか?

ない。
ねえのかよ!!

そら、ほうじゃろうて。

絵馬の形が馬、しかもばんえいの馬「ばんば」をかたどっとるんは、世界広しと言えども、この帯広神社だけなんじゃけえな。

たしかにそれなら、特別な呼び名がないのもしょうがないですね。

ほうじゃろ。

で、ここには去年の年末から、新しいおみくじも登場しとってな。

それがまた話題になっとるそうなで。

新しいおみくじ?
どんなのなんですか?

その名も「シマエナガみくじ」じゃあ言うそうな。

残念ながらわしが前回帯広にいったんは2018年の9月。

このおみくじが登場したんが、2018年11月じゃけえ、生ではまだお目にかかっとらんのじゃが、地元紙で紹介されるなど、わりと評判らしいなで。

どんな評判なんでしょうか?
一言でいうと「かわいい」そうな。

かわいい?

ああ。

百聞は一見に如かずじゃけえ、「帯広 シマエナガみくじ」で検索してみんさい。

どれどれ……
(検索中)

eijivocal23

これはたしかに!!
評判になりますね!!

じゃろ。

とくに女性に大人気なそうな。

これだったら、漫画の聖地を抜きにしても、行く価値はありますね。

そういうことよ。

それ以外にも、この神社の隣には十勝護国神社もあるけえ、それとセットにしていくと、見どころはさらにアップするじゃろうてな。

一粒で二度おいしいわけか。

しかし帯広の人は、初詣に行った際、どっちにいくんでしょうね?

両方行くのか、どっちかにしか行かないのか……ちょっと謎ですね。

さあのう。

迷ったら両方いっとけば、ええんよ。

それでいいのか?

おう。

日本は八百万の神がおわす国じゃ。

神様同士、いちいちケンカしたりはせんけえ、細かいことは気にせんでもええんよ。

そういう考え方……
ある意味うらやましいぜ……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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