112話② 東北でホルモンを食す「煮込み」

エピソード文字数 935文字

そんなわけで今日も今日とて、水沢競馬場の逸品紹介じゃな。
昨日紹介したのに、まだあんのか?

おう。

昨日の中華ざるも悪くないが、これはこれで捨てがたいいう逸品なんよ。

ちなみに今日のも、昨日食うた「丸大食堂」さんなんじゃがな。

他に店ねえのか?

あるにはあるで。

ただわしが行った日は「丸大食堂」さんに活気があったんで

二食目もそこを選んだいうわけなんよ。

ちなみに店はこんな感じなんじゃ!

人を選びそうな雰囲気だな……
少なくとも女子人気はなさそうですね……

地方競馬にそんなもんを求めちゃあいけんわ。

あくまで地方競馬は鉄火場。

女子がキャーキャーいうていくようなところじゃあないわ。

女性はいないものなんですか?
元女子はたまに見るがの。
元?

うん十年前は女子じゃったんじゃろうなぁいうご婦人かの。

そういうひとがたばこふかしながら競馬新聞見とるいう光景なら

たまに見かけたりするで。

想像できそうだ……

うむ。

たぶんその想像通りじゃろうて。

で、同じ「丸大食堂」さんで食べた、また違う逸品というのは?

おう、そうじゃな。

今日紹介するんは、この「煮込み(500円)」よ!!

ほう、旨そうだな!!
でも、煮込みというから、根菜や魚の煮物的なものを想像していたんですが、違うんですね。

ああ。

これはいわゆる「もつ煮」じゃな。

他の競馬場でもありましたけど、競馬場ではわりともつが食べられているものなんですか?

ほうじゃな。

もともともつは安価で手に入りやすいもんじゃけえ、

鉄火場である公営ギャンブル場でよく食われとるよ。

その風潮は現代でも脈々と続いとって、

「競馬場めし=ホルモン煮込み・ホルモン焼き」いうのが定番の一つになっとるな。

どこも同じってことか?

いや、それが微妙に違っとるけえ、おもろいところよの。

地域差があるせいか、焼きがメインのところもあれば、煮込みがメインのところもある。

煮込みでも中京地域のように八丁味噌を使う地域色豊かなところもあるいう感じで、わりとバリュエーションに富んでおるけえ、もつが苦手じゃなけりゃあ、ぜひ一回試してみてもらいたいところじゃな。

なるほど。
ぜひ一回食ってみたいもんだぜ。

そんなわけで「煮込み」も出す水沢競馬場の「丸大食堂」、みなさんもその濃厚な味付けをぜひ一度味わってみてつかあさい!!


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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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