69話① 【変】火付盗賊改方の頭「徳山五兵衛屋敷跡」

エピソード文字数 859文字

火付盗賊改方の頭っていうと誰を想像する?
そりゃ、鬼平じゃねえか?
鬼平犯科帳は有名ですしね。

まあ、ほうじゃろうな。

しかし火付盗賊改方は鬼平だけじゃなかったんで。

マジかっ!?

ああ。

あれは明暦の大火以降に置かれた役職でな。

かなり負担の大きい役職でもあったけえ、

わりと短いスパンで長官はころころ変わっとるんよ。

そうなんですか?

うむ。

鬼平犯科帳で有名な長谷川平蔵こと長谷川宣以がめずらしい例でな。

あれは7年ぐらいやっとるが、

たいていは1~2年で辞めるんが通例じゃったんじゃ。

それで鬼平だけが有名なんだな。

ま、そういうわけじゃな。

しかし、鬼平以外にも功績が知られとる

火付盗賊改方もおるにはおるんで。

どんな人ですか?

鬼平より40年ほど前に長官を務めておった

徳山五兵衛なんかがそうじゃな。

とくやまごへい?
いや、これは「とくのやまごへい」と読むんよ。
読みにくいわ!!

ま、名字いうんはそういうもんじゃけえ

それはしょうがなかろうて。

で、この人は何をした人なんですか?

当時、200名ほどの盗賊団の頭目となって遠江国を本拠とし、

東海道沿いの諸国を荒らしまわっとった大盗賊をとらえたんよ。

そりゃ、すげえ!!

ほうじゃろ。

荒らしまわった国も

「美濃・尾張・三河・遠江・駿河・伊豆・近江・伊勢」

の八カ国にも及んだそうなけえ、

その被害もそうそうたるもんじゃったそうな。

どんな名前の盗賊ですか?
日本左衛門。


すげえ名前だな、おい!!

そして、どこかで聞いたことのある名前でもありますね。

そりゃ、ほうじゃろうな。

なんせ歌舞伎の白波五人男の一人、

日本駄右衛門のモデルでもあるけえな。

どおりで聞いたことがあると……

で、その大盗賊・日本左衛門をとらえた徳山五兵衛の屋敷跡が

墨田区にまだちゃんと残されとるんよ。

それ、これがそうじゃ!!

あるもんなんだな!!
残ってるもんなんですね!!

それだけ偉人じゃったいうわけよな。

ちなみにここには、またおもしろい井戸も残っとるんじゃが

それがなにかわかるか?

おもしろい井戸?
なんだ??
ほいじゃあ、その答えは次のページで紹介しちゃろうかいの。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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