192話① 奈良時代創建の古刹・長谷寺

文字数 693文字

ほいじゃあ、今日も鎌倉の名所と名物を紹介しちゃろうかの。
昨日みたいな変てこなところじゃあねえだろうな?
昨日のだってちゃんとしたところじゃったじゃろうが!
自分でも変わり種って言ってたじゃないですか!
変わり種でも、ちゃんとしたところは、ちゃんとしたところじゃ!
言い切りやがったな……
ま、ほいじゃが、今回は鎌倉の中でも有名なお寺さんの1つじゃけ、そがいにぃ心配はいらんじゃろうて。
有名なお寺?
ああ、長谷寺よ。
ほう、見事なもんだな!!
有名なお寺だけあって、なかなかに見応えがありますね!

ほうじゃろ。

寺伝では、天平8年(736年)の創建じゃといわれとるけえな。

古いなっ!!
いうても、寺伝じゃけえ、確証はないがの。
寺伝とは?
寺の言い伝えじゃな。
なんでえ……
とはいえ、梵鐘なんかはそこに刻まれとる銘から鎌倉時代の作いうんがわかっとるんで、少なくともその時代にはちゃんと長谷寺があるんがわかっとるんじゃがの。
マジかっ!?

他にも鎌倉時代の仏像なんかもあるけえ、なんだかんだで歴史あるお寺いうんは事実なんよ。

そのわりには、わりと真新しいというか、きれいに整備された雰囲気がありましたけど?

ああ、それはそれでしょうがないのう。

長谷寺は関東大震災で倒壊したりしとるけえ、たいていの建物が大正以降に建て直されたものいうことになるけえな。

なるほどな。

ほいじゃが、歴史あるお寺さんいうんは事実じゃし、観音様をはじめとした仏像やらなんやらも見どころ沢山。

場所も、江ノ電の長谷駅から鎌倉大仏までいくちょうど中間地点にあるけえ、鎌倉散策に行く際はぜひ立ち寄ってほしい名所じゃがの。

たしかに。
立ち寄りやすいのはいいことだな。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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