63話② 埼玉・熊谷の妻沼聖天山名物「聖天寿司」

エピソード文字数 1,186文字

で、なんの取材がきてたんだ?

テレ朝の「じゅん散歩」

高田純次さんがきとったわ。

マジかっ!?
サインとかもらったんですか?

いや、取材の邪魔になったらいけん思うて、

むしろよけて、他のところを先にまわっとった。

マジか……。
興味なしですか?

いや、ゼロではないがな。

ただ昔からあまり芸能人には興味わかんのんじゃ。

芸人は芸を見るもの、歌手は歌を聴くものという感じで

タレントはあくまでTVで見るべきものと思うとるんでな。

その人が一番輝く舞台で見てなんぼ、近くで見たけえいうて

キャーキャーいうもんじゃなかろうと思うとるだけなんよ。

本に比べて、このたんぱくさはどうなんだ?
じゃあ、芸能人のサインとかは、これまでも?

もらったことはないのう。

野球選手のなら、ようけえあるんじゃがな(笑)

全部、広島カープのだろ?

わかるか?


わからいでか!

ま、そういうわけでつつがなく番組取材を進めておられたわ。

どうも去年の9月が熊谷回だったそうで

そのときの取材だったようじゃな。

なんにせよ無事取材されたようでなによりじゃったわ。

お前らしいっていえば、お前らしいよ……。
で、熊谷ではなにを食べたんですか?

おう。

ここでの一押しはこの境内で食える逸品じゃな。

このお寺で食べられる?

うむ。

この「聖天寿司」よ!

こ、このいなりずし……!
長くないか……!?

これが妻沼聖天山名物、「聖天寿司」じゃ。

実はこの稲荷寿司は200年以上

ここで売られとる、れっきとした名物なんじゃ。

歴史も長いな……。
ちなみにお味は?

ぶっちゃけ普通の稲荷寿司と巻きずしじゃな(笑)

ま、しっかり味付けがされとるんで、旨いのは旨いで。

参拝記念込みって感じか。

ああ、そんなもんじゃな。

もっとも値段も460円と手ごろなもんじゃけえ、

境内で売られとる参拝記念にしては安いもんじゃろうて。

けっこう売れてる感じですか?

ああ。

名物であるのに、値段が手ごろじゃけえな。

ただ境内に同じものを売ってる店が3軒並んどるけえ、

ふつうの時間帯ならまず買えんいうこともあるまいて。


そんなわけで妻沼聖天山の参拝記念名物「聖天寿司」、縁起ものじゃけえ、参拝の折にはぜひご賞味あれ!


稲荷寿司って、どうしてもあまり美味しいと感じたことがないんですよね。

なんか、想像した通りの味というか。(稲荷寿司好きにはごめんなさい)

美味しいやつは全然違うものなんでしょうか。

ちょっと調べたら、抹茶とかトマトのいなり寿司が出てきて、驚いている……

>>稲荷寿司って、どうしてもあまり美味しいと感じたことがない

こればかりは好き好きじゃけえ、どうしようもないですのう。

五目稲荷なんかが特に好きですが、

これも想像を大きく超えるもんでもないでしょうしな。


>>抹茶とかトマトのいなり寿司

そしてここまで想像を大きく超えられると、

逆にいなり好きからすれば

「これはいなりじゃねえ! 違うなにかだ!」

ということになりかねません(笑)

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登場人物紹介

今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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