73話② 【追悼】ディープインパクト、永遠なれ!

文字数 780文字

で、実際、ディープインパクトは見れたのか?

おう、当然よ。

こんな感じじゃったわ!!

いっぱい撮ってあるんだな!!
ここまでくると壮観ですね!!

ほうじゃろ。

さすがはディープインパクト、

さすがは社台グループいうところじゃな。

いや、お前のディープインパクト好きも

さすがってレベルだけどな……

で、ここは入場料とかあるんですか?
いや、無料じゃ。
マジでっ!?

ああ。

社台は馬に還元して、競馬ファンにも還元してくれとるところでな。

ほんとサービス精神が旺盛なんじゃ。

それはいいことですね。

ただ、わしが2016年に見に行った時、

すでにディープは老境の堺じゃったんじゃ。

どうしたんだ?

だいぶ弱りはじめとったらしゅうて。

わしが見に行った2日後には奥の馬房に移されてな。

見学不可になったんよ。

残念なことだな……

で、ノーザンがあるあたりは北海道でもあまり雪が降らん地域なのに

わしが見に行った日は季節外れの大雪じゃったじゃろ。

たぶんあの日とその翌日に見に行けた人はそうおらんはずで。

なんせその当日は、大雪で新千歳空港が欠航した日でもあったけえな。

マジかっ!?

そういえば以前そんなことを言っていましたね……

ああ、その日のことよ。

おかげでディープインパクトを見た後、

その足で東京まで帰る予定じゃったんじゃが、

急きょ苫小牧でもう一泊する羽目になったけえな。

でも、あのとき大雪でも東京に戻る前に見に行ってよかったわ。

あのタイミングで会うておかにゃあ、

もう二度と会う機会がなかったろうけえな。

っていうか、ほんと強運の持ち主だな……
最後のタイミングで会えるとか、どうなってるんでしょうね……
日頃の行いじゃろうて。
はいはい……
そうだな……

そんなわけで日本競馬会の至宝・ディープインパクトの冥福を祈りたいと思います。

そして、みなさんも機会があれば、ぜひ一度社台スタリオンステーションに足を運んでみてつかあさい!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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