169話② とんかつの名店「大門 かつ福」

文字数 1,253文字

で、その汐留駅と浜松町駅の間あたりに、なかなか旨いとんかつ屋があるんよ。

トンカツ?

ガッツリ系ってことか?

ああ。

そこは期待してもらってもええで。

ただ、この近辺には、めちゃくちゃ人気のとんかつ屋があるんじゃが、今回紹介するんは、その超人気店の方じゃないいうことじゃな。

なんで、その超人気店じゃねえんだ?

いつも超混みこみで、一度も入ったことないけえじゃな。

マジかっ!?

おう。

ちなみにその人気店は「とんかつ檍(あおき)大門店」いうところなんじゃが、食べログ100名店にも選ばれとるだけあって、いつ行っても行列ができとるんじゃ。

それは期待できそうだな。
でも、今日はそっちじゃないんですよね?

ああ。

じゃが、今回紹介する店は、そこに十分引けをとらん店じゃと思うとるよ。

そんなにか?

うむ。

じゃなけりゃあ、そがいな超人気店がそばにありながら、生き残れはすまいて。

なるほど。
一理あるな。
というわけで、今日紹介するのは、「大門 かつ福」さん「コンボカツ定食」じゃ!!
おおっ、これはこれでいいな!!
ほんと、ガッツリ系でおいしそうですね!!

ほうじゃろ。

なんせこのメニュー「ロース120g」と「ヒレ30g」の合わせ技のメニューじゃけえな。

なかなかないガッツリさがあるわけなんよ。

で、これでいくらぐらいなんですか?

ふつうなら1100円

しかし、この日は特別に990円じゃったわ。

ほう、それはお得だな。
でも、なんでそんな特別価格だったんですか?

ああ。

実はこの店、ランチ時間帯には先着10名様だけの特別メニューが存在するんよ。

なので、行ったこの日は「コンボカツ定食」がその特別メニューになっとって、なんとかギリギリ先着10名様に入れたけえ、頼んだいうわけなんじゃ。

マジだった!!
ちなみにだいたい11:30ぐらいまでには、その限定10名様のメニューは終わるけえ、それ以降に行くなら通常メニューで食う覚悟で行ったほうがええじゃろうな。
通常メニューだったら、どんなのがあるんですか?

ほうじゃな。

「熟成三元豚ロースかつ定食(880円)」やら「やわらかヒレかつ定食(950円)」やらじゃな。

それでもけっこうお手ごろですね。

うむ。

むろんとんかつ屋なんで、キャベツやご飯はおかわり自由じゃしな。

そういう意味では、ガッツリいきたいいうときには、ほんとありがたい店なんよ。

そういう日、あるよな。

武松さんはたいていそんな日のような気もしますが……

ま、そんなわけで超人気店に負けず劣らずの名店「大門 かつ福」、みなさんも汐留や浜松町界隈で食べられるときは、ぜひ候補の一つに加えてみてつかあさい!!
みんな大好きとんかつ!!


これはぜひとも行ってみたいところですが、超人気店との食べ比べも気になるところです。

誰か食べて比べてくれないかなぁ?(流し目)

き、機会があれば行ってみますけえ(震え声)


ただ、いつ行っても混んどるんで、なかなか足を踏み入れる気がせんのが事実なんじゃよ。

もっとも、今回紹介しとるこの店も、行列ができるほどじゃないが、そこそこ混みはするんですがの。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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