240話② 北海道のカーリング場「カールプレックスおびひろ」

文字数 1,017文字

で、今回はどんな史跡を紹介していただけるんでしょうか?

今回は史跡紹介はせんで。
なんでだ!?
今回紹介するんは、ここじゃけえな。
ここは?
カールプレックスおびひろじゃな。
カール……なんだぁ?

カールプレックスおびひろ。

まあ、端的に言えば北海道の帯広市にある通年のカーリング施設じゃな。

ほれ、内部はこんな感じよ。

うわっ、冬季のオリンピックでみたようなコースがちゃんとある!

そらそうよ。

ちなみにここは、帯広駅からは車で10分、帯広空港からも車で20分と、なかなかにアクセスのいいところなんじゃ。

行きやすいのはいいことですね。
こういう施設はアクセスしやすいかどうか、利用しやすいかどうかいうのが、存続に大きくかかわってくるところじゃけえな。
なるほどな。

しかもこのカーリング場はエコでもあるんで。


エコ?
どういうこった?
このカーリング場は、土谷特殊農機具製作所いうところが運営しとるんじゃが、この会社は農機具開発のノウハウを活かして、環境にやさしい技術導入を行っとるんじゃそうな。
具体的には?

アイスシェルターいう技術が使われとるそうな。

これは、水が凍ったり融けたりする時に発生する潜熱を利用して0℃の空気をって、農産物の貯蔵やらを行うシステムなんじゃと。

もっとわかりやすういえば、冬の気候を利用して氷を作っといて、夏にその冷気を活用するいうアイスシェルター技術を導入しとるんじゃそうなで。

なるほど。

まさに地球にやさしいカーリング場なんですね。

しっかしよお、お前さん、カーリングなんかできたんだな。
いや、まったくの初心者で。
えっ!?
まあ、あれじゃな、「体験カーリング」いうやつじゃな。

どのぐらいやったんですか?

がっつり2時間コース。
わりとガチ目じゃねえか!
体験の範疇、超えてますよ!

いやいや、一からやるのに一時間そこらでは、体験いうてもたかがしれとるけえな。

先方に確認して、一番オススメのコースはなにか聞いてから選んだんよ。

当日「このコースがいいですよ」って教えてくれたってことか。

いや、一か月前の予約の検討段階で施設に電話して、体験でどこまでできるかいうのを聞いた上で、「ぶっちゃけ、教える側の純粋な気持ちとして、何時間のコースがオススメですか?」と質問した。

そしたら快く教えてくれた、いうだけの話じゃて。

それ、コミュニケーションお化けの今岡先生だからできる話ですからね……

ちょっと体験してみようぐらいの気持ちのやつが、ふつうそこまでできねえからな……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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