90話② お殿様の腹痛を治した、長浜の「菊水飴」

エピソード文字数 635文字

で、この前「これといったいい飯屋がない」と言っていましたが、今日は長浜名物を紹介するわけじゃないということなんですか?
いや、長浜名物を紹介するで。
おいっ!!

早合点すんなって。

今回紹介するんは、長浜の銘菓よ。

銘菓?

ああ。

しかも江戸時代からずっと作り続けられとる、本格的な銘菓じゃ。

マジかっ!!

ああ。

それはこの「菊水飴」よ!

これは、水飴か?

そう、これぞ江戸時代より伝統の味を今に伝えている「菊水飴」じゃ。

これは穀物でんぷんを麦芽糖化した水飴で、砂糖や添加物など一切使用せず、独特の風味をもつ、昔懐かしい手造りのもんでな。

滋養に富んどるんで、病中病後の補助栄養食品や、のど飴にも最適じゃとされとるんよ。

それはすごいですね。

ほうじゃろ。

とくに江戸時代中期の福井藩主・松平光通が参勤交代の折、腹痛を起こしたんじゃが、この飴を舐めたらたちどころに直って、以来、福井藩の御用達になったといういわれがあるんじゃ。

マジかっ!?

ああ。

なので、長浜ではもっとも権威があり、もっとも連綿と続く土産物、いうわけじゃな。

ちなみに味はどうなんですか?

おう、旨かったで!

さすがにものがものだけに、人に配るようなものじゃないんじゃが、個人的なお茶請けにはなかなかよかったわ。

昔から食われ続けとるもんを味わういうんは、これ以上ない喜びじゃな。

お前さんらしいが……
おいしかったのなら、よかったです……
そんなわけで、長浜で江戸時代から続く伝統の味「菊水飴」、みなさんも長浜に行かれた際にはぜひご賞味つかあさい!

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
※これは自由参加コラボです。誰でも書き込むことができます。

※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。

登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色