37話② 沖縄・那覇の「タコス屋(Tacos-ya)」

文字数 1,650文字

で、今回紹介するお店は?
おう、今日はタコスでも紹介しようかの。
タコス?

ああ、元はメキシコ料理なんじゃがの。

沖縄は米軍の影響を受けて、わりとステーキやらタコスやら、

アメリカでよく食われとるような料理屋が多いんじゃ。

このタコスもその1つというわけじゃな。

先日、今岡先生が自宅で食されていたタコライスとはまた違うんですか?

ああ、タコライスは、そのタコスを白米にあわせた日本独自のオリジナル食じゃな。

それを出す店もまたおいおい紹介しようと思っとるんよ。

しかし、なんでまた自宅で食ってたんだ?
ああ、タコライスの方はわしの得意料理の一つじゃけえな。(しれっと)
マジかっ!?

おう。

わしは人がふつう作らんいうのを作るんが得意での。

タコライス以外にもアヒージョグリーンカレーラーメンなんかもよう作るで。

ラーメン?

インスタントですか?

いや、鶏ガラから出汁をとるで。
それってかえって高くつくんじゃねえか?
いや、なんじゃったらケンタッキーの骨から作ることもあるしの。
ケンタッキーっ!?

おう、あれを一旦湯でさっとくぐらせてな。

余分な身や皮をちまちまとるんじゃ。

で、出てきた骨を、人参の皮やネギの青い部分、玉ねぎのヘタの部分など、

本来なら捨てるような部分だけでじっくり煮込むんじゃ。

これはこれでええ出汁がとれるんじゃ。

変わりものだとは思っていたが…………。

ま、まぁ、そのへんはまたの機会に。

この話にもっていかれそうなので、そろそろ料理の紹介の方を……。

ほうじゃな。

ま、タコスもタコライスも具は同じ感じじゃが、タコスの方はあまり作らんので、

沖縄はこういうのが手軽に食えるのがええところよの。

今回わしが食うたのは、これじゃ!

ほう、これはなかなかのものだな。
いかにもジャンクフードといった感じですが、それがまたいいですね。

おう、やはり沖縄いったら、こういうのを食わんとな。

今回食うたお店は、その名も「タコス屋(Tacos-ya)」いうところで、

那覇市でも人気のお店の一つなんよ。

これ、タコスと一緒にタコライスも写っていませんか?

おう、ええところに気が付いたの。

これは「タコスヤプレート(650円)」といって、

「タコス」「タコライス」「オニオンリング」「フレンチフライ」がワンセットになっとるんじゃ。

これでその値段ってけっこうお得だな!

しかもセットには、100円でドリンクが付けられる上、

60円でタコスティックも1本付けられるんで、そういう意味でもお得なんじゃ!


ガッツリいきたい人も満足できそうですね。


ああ。

近くには甲子園優勝経験もある野球の名門校があるんじゃが、

そこの球児たちもよう店にきよるらしいわ(笑)

高校球児御用達の店ってことか。
ほほえましいですね。
そんなわけでタコスの名店「タコス屋(Tacos-ya)」、みなさんも沖縄に行かれた際には、ぜひ立ち寄ってみてつかあさい!

>>タコスのチェーン店って、ありそうでなかなかない

たしかに言われてみればそうですな。

ケバブ屋はやたらとあるのに、タコスはメキシコ料理屋でしか食えませんのう。

タコスなら全国チェーンでやってもある程度はいけそうな気がしますな。

ホットドッグ屋は探せばありそうな気がするんじゃが、

これもなかなか見ることはないですな。

おもしろいもんですな。

たしかに、日本ではケバブの方が広まっていますね。


ああっ、コンマ数秒の差で先にケバブの話をされたっ!!
秋葉原にはホットドッグカフェがあったが、最近閉店したな
╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
早さ競う競技じゃないんですから……
秋葉原にホットドッグカフェがあったんですのう。

しかし閉店いうことは、なかなかホットドッグだけで勝負するんはむずかしいいうことなんですかな。

せめてランチタイムの新橋界隈で持ち帰り業態でありゃあ、

サラリーマンの弁当代わりとしてワンチャンあるかも……

>>本場のホットドッグ

日本は飛び回っても海外はほとんど行かんので、

そこまでのはまだ味わってないですな。

アメリカ本土に行くことがあればぜひ食してみたいもんです!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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