223話② 北海道「知床」で熊ウォッチング

文字数 1,303文字

しかし、2020年はほんとコロナ禍の厄介な一年でしたね。
まあのう。
てめえも、まさかあんな一年になるとは思ってなかったんじゃねえか?

ほうなんよ。

当初は緊急事態宣言やテレワークなんかも、一時的なもんで済むと思うとったわ。

それこそ2月頃の騒動当初には「言うて、1~2ヶ月で収まるじゃろうて。長引いてもせいぜい半年がいいところ。まあ、オリンピックまでにはおおむね収まるじゃろう」と思うとったけえな。

それが、まさかここまで伸びるとはな。

しかし、今岡先生は日頃からけっこうウイルス対策に気をつけてますよね?

おう。

もともとわしはどっか行って帰ったら、うがい・手洗いをしっかりしとったけえな。

コロナ騒動後は、その習慣を強化したにすぎんけえ、ウイルス対策そのものはそこまで苦じゃなかったわ。

なるほどな。
でも、旅行好きの今岡先生にはきつい一年だったんじゃないんですか?

そういう意味ではきつかったのう。

なんせ2020年は極力外出をさけとったけえな。

おかげでこの一年、ほとんど自宅軟禁いうありさまじゃったわ。

毎年恒例のカウントダウンの初詣すら自粛しとるぐらいじゃけえな。

じゃあ、まだ初詣には行ってないんですか?

ああ。

一月の半ば過ぎたら行こうかと思うとるわ。

なので、年明けで家出たんは、近所のスーパーへの買出しぐらいのもんよ。

仕事は?

すでにテレワークに切り替わっとるわ。

だいたい去年のうちにほとんどテレワークに切り替わっとったけえな。

なので2020年も都内に通勤したのも数える程度。

気晴らしのおでかけも皆無じゃったわ。

それはきつかったでしょうねえ。

まあのう。

ほいじゃが、緊急事態宣言の合間を縫って、ちゃんと対策を採った上で、北海道旅行と実家への帰省はそれぞれ実行したがの。

そういえば、そんなこと言ってたな。
たしかコロナ収束を祈願するために、アイヌの集落での「カムイノミ」に参加したんでしたっけ?

おう、そうよ。

よう覚えとったのう。

てめえが、このコーナーでも書いてたからな。

まあ、ほうじゃな。

そういうわけで、今回は北海道は知床の見どころと旨いもんでも紹介しちゃろうかのう。

ほう、どんなのだ?
知床といえば、やはり熊見物ははずせんじゃろうな。
熊?

ああ。

知床は北海道でも一番の熊生息地でな。

クルージングとかで自然の熊見物を楽しむことができるところなんじゃ。

本当に熊がいますね!
けっこう見れるもんなんだな!

ほうじゃろ。

天候とか運次第のところもあるが、わしがいったタイミングは運よく見れることができたんよ。

おまけにイルカも見ることができたしの。

マジで!?

ああ。

そっちは画像じゃのうて、動画でとったんじゃがな。

もともとイルカコースじゃあなかったんじゃが、船頭さんが「今回は早めに熊が見れたんで、残りの時間は運がよければイルカが見れるかもしれないコースを通りましょう」いうてサービスしてくれたんじゃ。

アップはしないんですか?
動画のアップは面倒くさいけえな。
おいっ!!
ま、ちょこっと見れたいう程度じゃけえ、そこまで期待させるのもなんじゃし、「一応見れた」ぐらいに思うときんさい。
たまに、ぞんざいだよな……。
わりとしょっちゅうという気もしますけどね……。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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