130話① 日本一でかい「川崎ドリームビジョン」

文字数 1,336文字

ほいじゃあ、今日も川崎競馬の名物じゃな。
けっこうありそうですね……

いうても、わしが食う分にも限界があるけえ、

紹介するんは、今日と明日ぐらいまでじゃ。

なんだ、そんなもんか。

この前、4日連続で園田の名物紹介をしたせいでマヒしてますが、

3日連続もどうかとは思いますけどね。

こういうのはバラバラに紹介してもかえって利用するんが不便じゃろうて。

なので、パパッと紹介するんに限るんよ。

いろいろ考えてるんですね。

あと、南関東競馬は大井・川崎・船橋・川崎が平日持ち回りで開催しとるんで

なるべくその開催日の前日か当日までに紹介できるように

計算して掲載しとるいうのもあるんじゃ。

そこまで計算してたのか……

おう。

基本的に南関東競馬の持ち回りは、月~金の5日間を1開催としとってな。

大井でやった週の次は、川崎の週という感じでまわていくもんなんじゃ。

ただ、たまにその開催編成が乱れるときがあるんよ。

どういう時ですか?

人手が見込める大井や川崎の開催を増やして

浦和や船橋の開催を減らすときとかじゃな。

で、今週はそういう編成もあって

川崎が金・月火という特別開催になっとるんじゃ。

なるほどな。

だから今回は明日そのことにふれる前に

あえて今日触れたってわけか。

いまここで言っておけば

明日からの川崎競馬場の開催には間に合うという見込みなんですね。

そういうことよ。

明日もうひとつ名物を紹介するわけじゃが、

それでも月火の開催には間に合おうしな。

しかし、今岡先生はそういう目立たないところへの気遣いが無駄に多いですよね。
無駄言うな!!
無駄だろ……

ま、まぁええ。

ちなみに昨日は川崎競馬の魅力を紹介したが、今日はその中でも特筆すべき魅力を紹介しちゃろうと思うたんよ。

特筆すべき魅力?

なんかあんのか?

おう。

実は昨日紹介した写真の中にもちぃと写っておるんじゃがな。

それがなにかわかるかの?

昨日写ってた?
(小一時間経過)

eijivocal23

わからねえ……


降参ですね……

もうちょいねばれや!
いや、無理だって……

今岡先生じゃないんですから、

昨日の写真だけで答えを見つけられるわけないじゃないですか……

しょうがないのう。

これが川崎が誇る日本一の「川崎ドリームビジョン」よ!!

でけえ!!
これ、どのぐらいの大きさのものなんですか?

ほうじゃな。

これは面積1152㎡のものでな、

JRAを含めても日本最大のものなんじゃ。

かつて2010年にできた当初は世界最大のものとして

ギネス記録にも認定されたんじゃが、

その翌年の2011年にはドバイのメイダン競馬場のものが最大となったんで

世界第一の座は明け渡してしもうとるんじゃよ。

ただ、それでも日本最大の座は変わらずなんで

十分自慢できるものなんじゃがな。

見栄えもいいし、写りもいいし、最高だな!

うむ。

やはりこういうのが設置できるんも、人出が多い川崎競馬場ならではじゃろうてな。

レース場内に芝生の公園もあったりと、ほんとしっかり整備されてますよね。

ほうじゃな。

ただ、それ以外に駐車場があったりもするけどな。

マジかっ!?
聞いてませんよ!?

おう、言うておらんかったかの。

ほれ、これがその証拠じゃ!

マジだった!!

見事なもんじゃろ。

こういう敷地の使いかたするんが川崎競馬場よ。

規格外すぎて……
いろいろマヒしてくるな……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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