170話① 台風にご注意!?

文字数 825文字

今日は関東、大雨ですね……
ほうじゃのう。
てめえのところは大丈夫なのか?
めっちゃ台風の通り道である関東ではあるが、一応マンションの10Fに住んどるけえ、下からの浸水被害はなかろうて。
下からは?
じゃあ、上からはあるのか?
いや、最上階でもないけえ、上から台風被害はないじゃろうて。

問題なんは横からよ。

横から?
どういうこった?

実はうちのマンション、かなり老朽化しとってな。

たぶんどっかにひびが入ってとるんか、洗面室の壁に水が溜まっとるんじゃ。

マジかっ!?
ほれ、このとおりじゃ。
当初は壁に水がちょこっと垂れとるだけじゃったんじゃが……
しばらく経ったら、壁紙の中に水が溜まる始末。
で、時間を追うごとに下がってきて……
20:00現在には、カラーボックスを越えて、とうとうここまで下がってきましたとさ……
マジだった!!
っていうか、これ、けっこう問題じゃないですか!?

ああ。

ほいじゃけえ、応急処置として壁に小さな穴を開けて、とりあえず現状たまっとる水を半分ぐらい搾り出したわ。

もっとも、焼け石に水で、これ以上手のうちようがないんじゃがの。

ま、焼け石に水いうか、壁紙に水なわけなんじゃが。

意外と余裕ありますね……
余裕はないんじゃが、焦ってもしかたあるまいて。
で、問題解決したのか?

するわけなかろう。

これはあくまで応急処置じゃ。

じゃあ、どうするんですか?

明日か明後日、落ち着いた頃に不動産屋に連絡をとって、

なんらかの処置をせにゃあいけんじゃろうてな。

なんせ分譲の賃貸マンションじゃけえ、勝手にどうこうはできんのよ。

まぁ、また修繕とか必要になろうがのう。

また?
けっこうこういうの、あるんですか?

うむ。

なんせ築年数が40年を越えとる物件じゃけえのう。

いろんなところにガタがきとるんも、いたしかたなかろうて。

道理で落ち着いてるわけだぜ……

慣れっこなんですね……


慣れとうはなかったがの(遠い目)

ま、台風はこれからが本番なんだ。

せいぜい気をつけろよ。

みなさんも気をつけてくださいね!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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