56話② 【変】弘福寺の「咳の爺婆尊」

エピソード文字数 522文字

で、ご利益が変わってるって、どういうことなんですか?

正確には、ここに祀られとる祠の石像がちと変わっておってな。

そこにお願いすると叶うといわれとるご利益が、また変わっとるんよ。

どんなご利益なんだ?
インフルエンザ予防。
は?


インフルエンザ予防。
意味がわかんねえよ!
いや、そのままなんじゃがな。
じゃあ、そのお願いする石像ってどんなのなんですか?
ああ、これがそうじゃ!
これぞ、インフルエンザ予防に効くとされる「咳の爺婆尊」じゃ!
たしかに……!
これは変わってる……!!
ほうじゃろ。
でも、これがなんでインフルエンザ予防に効くんですか?

それはじゃな。

この石像を造った江戸期の禅僧が風外(ふうがい)いう人じゃったんじゃ。

風外?

ああ。

で、そのうち風外が造ったこの石像は、「風を外に追いやる」→「風邪予防に効く」「咳封じに効く」「インフルエンザにも効く」ということになって、人々の信仰を集めたそうなんじゃ。

えらくもってまわったご利益ですね……
イワシの頭も信心から、いうけえな。
この場合……
この例えでいいのか……?
ま、そんなわけでインフルエンザや風邪の予防にご利益があるとされる弘福寺の「咳の爺婆尊」、騙されたと思ってみなさんもぜひ一度お参りに行ってみてつかあさい!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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