02話② 新橋の名店「牛かつ おか田」

文字数 1,628文字

で、今回ご紹介する逸品は?
おう、今回は新橋にある「牛かつ おか田」「牛かつ」じゃ!
牛かつ? 豚カツじゃなくて?
うむ、その名のとおり、牛肉のカツでな。ここのは絶品なんじゃ!
どう、絶品なんだ?
よくぞ聞いてくれた! なんとここの牛カツはレアで出せるほどのいい肉を使っとるんじゃ。だから揚げ時間、なんと30秒!!
30秒っ!? それほとんど揚がってないんじゃないですか?
ほうじゃの。じゃけえ、衣はパリッとしとるが、中身はほとんどレアなんよ。しかし、それがまた旨いんじゃ。そういう状態で出せるぐらい、品質に自信があるいうことなんよ。ほれ、見てみい!
おおっ、酒にも合いそうだな。
合うじゃろうな。ただ残念なことに、ここは昼の11:00~14:00までしかやっとらん上に、酒はビールぐらいしかおいとらんぞ
なに!? ビール以外おいてないのか?
ここは酒飲むところじゃないんでな。しかも物がなくなればさっさと店じまいするから、14:00まで開いとらんこともしばしば。早めにいかんと、まず食えんじゃろうな。
じゃあ、ランチタイムはかなり混んでるんじゃないんですか?
ああ、昼間は20~30人順番待ちができてるのはざらじゃの。なので、わしはここで食うときは、早めの昼を新橋で食うってときにだけ、行くことにしとるんじゃ。

かなりの激戦地なんですね。でも、そんなにいい肉なら、けっこうな値段するんじゃないんですか?


たしかに安くはないが、定番の「牛ロースランチかつセット」でも1300円なんじゃ。これだけの品質ならお手ごろ……いや、むしろ安いぐらいじゃろうな。
たしかに、この品質でこの値段なら、安く感じるな。……つくづく酒飲みの時間帯にやってねえのが悔やまれるぜ。

諦めろって……。

ま、そんなわけで、新橋の名店「牛かつ おか田」、みなさんも近くにいく機会があれば、ぜひ寄ってみてつかあさい!

食レポの本を出されていたとは……。

くぅ~~、牛カツ、美味しそうです。新橋なら行けるので食べてみようかな。

盛り付け方も、なんかカッコいいですね。

>>新橋なら行けるので

ちなみに「牛かつ おか田」と同じフロアに「チャーハン王」という店もはいっているので、わしはだいたい両にらみで行くことにしとります。どっちかの行列が少ない方に並ぶという感じで。どっちも長蛇の列ができやすい店なんですがね(苦笑)


>>東京在住は必須かー

とは限らんでしょうが、都内近郊の方が店が多いんは事実でしょうな。もっとも、大阪や京都、神戸あたりはけっこういい店多いイメージじゃし、和歌山にも和歌山ラーメンやら早寿司やらめはり寿司やらがあるけぇ、関西は関西で食の宝庫というイメージ。奈良にも柿の葉寿司がありますしのう。え、それ以外? ……思いつかん(汗)。

奈良の名物は茶粥と柿の葉寿司ぐらいなんで、どうしても他の関西勢に比べて弱い印象がありますけえな(苦笑)。そのぶん見るべきところは多いんじゃけえ、それで許しんさい。大仏や唐招提寺は言わずもがな、個人的にはゆっくり時間を使ってみることができる平城宮跡なんかも捨てがたいですな!


とはいえ、鹿せんべいの食レポはそれはそれで気になるんで、期待しちょります。だいたいああいうのは薄味ですがね(笑)

>>「チャーハン王」

行くときは、こちらもチェックしてみます!



>>和歌山ラーメン

ラーメンだといろいろありますね。

奈良にいい飯屋がないのなら、それをネタに奈良のラーメンはどうなのか? みたいな……。

鹿せんべいは確かに気になります。

奈良にも天理ラーメンなるものがあるにはあるんですが、わしはまだ天理にいっとらんので食してはおらんのですわ。鹿せんべいとあわせて、まきえさんの食レポに期待しましょう!(勝手に決める)
レアガチャ扱いですか……。

全国的に無名なのはそのへんもあるんかもしれませんのう。あとは大和牛もありますが、ありゃあ高うてなかなか手が出ませんしな。むろん食うてみたら旨かったことは言うまでもないですが。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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