89話① 長浜観光の際は「文泉堂」で一服!

文字数 801文字

「長浜市内には観光スポットが多数ある」ってことだったが、見れるのは有料のところだけなのか?

いや、そんなこともないで。

けっこう無料で見られるところも多くてな、街中の散策だけでも十分楽しめるんじゃ。

なにしろ長浜の旧市街地は、長浜城廃城後も長浜御坊の門前町として、また北国街道や琵琶湖水運の要衝として発展したところなんで、昔からにぎわいがあるところじゃけえのう。

旧市街地というとさびれた感じがするんですが、そうでもないんですか?

ああ。

昭和期は見れたもんじゃなかったようじゃが、1980年代以降に旧市街再生が進められてな。

いまや滋賀県内最大の観光都市として成長しとるんじゃ。

なんせこの市街地だけで、年間300万人の観光客が押し寄せるそうなんで、その見どころの多さたるや、推して知るべしといったところじゃろうて。

それはおもしろそうですね。
現地はどんな感じなんだ?

おう。

現地はこんな感じじゃ!

黒壁スクエアをはじめとして、散策するにはもってこいのスポットじゃな!

たしかに!
これは見どころも多いな!

ほうじゃろ。

ちなみに個人的には長浜城にある秀吉像と、長浜駅前にある秀吉&佐吉(三成)像がお気に入りじゃがな。

ほう、どんなのだ?
まず長浜城のがこんな感じじゃな。
で、長浜駅前のがこんな感じじゃ。
ふつうの像のように見えますが?

たしかに、一見ふつうの像じゃな。

じゃが、長浜は秀吉が最初に城主となった土地のせいか、かなり美化されとるんじゃ。

ほれ、どっちも切れ長の目で、りりしい感じに作られとるじゃろ?

言われてみれば!
たしかにそうですね!

これじゃと、たぶん銘板がないと誰のことかわからんじゃろうな。

そういう意味では変わっておって、ツッコミどころありという感じでお気に入りなんよ。

変な気に入り方するな!

どういう気に入り方しようと、

わしの勝手じゃろうが!

相変わらずですね……
そんなわけで次のページでは、その長浜の逸品でも紹介しようかの!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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