41話② 滋賀県・大津の名店「らーめん みふく」

文字数 1,463文字

で、今回は大津なのに、ラーメンなのか?
ラーメンなのか、とはどういうことじゃ?
もっと、こう……、大津っぽいなにかとかねえのか?
ないな。
ねえのかよ!

さっきも言うたように、近江八幡や甲賀の方ならいざ知らず、

大津自体は京都のベッドタウンじゃけえのう。

そこまで独自性の強いもんはないで。

そこまで平地で近いと、どうしようもないんでしょうね。

じゃがな。

今回おススメの店は期待してもいいぞ。

そうなんですか?
ああ、今回紹介する店「らーめん みふく」さんは、

元日本料理の板前さんがラーメン屋に転向したっていういわくつきの店じゃけえのう。

そりゃ、すげえな!

じゃろう。なので、味や見た目にも凝っておって、なかなかのもんなんよ。

わしが食うたのはこれじゃ!

これは見た目にもいいですね。
たしかに旨そうだ!

ほうじゃろ。

わしが食うたのは「鳥白湯麺(850円)」

「鶏皮ぎょうざセット(350円)」よ。

なにかと思ったら、鳥皮ぎょうざでしたか。
おう。

これは文字通り、餃子の皮に鶏皮を使用したものでな。

その皮そのものがカリカリかつ、ジューシーで旨いんじゃ。

もと和食の料理人だけあって凝ってるんだな。

しかもわりと大津市内の一等地にあるんで、

いきやすいのもありがたいところじゃな。

それはそれでありがたいですね。
ちなみにわしはここで紹介しとるような旨い店には、ちゃんと食したあとで、なるべく、

「美味しかったです。わざわざ東京から食べにきた甲斐がありました。

これはぜひ周りにも紹介しなきゃいけませんね」

というようにしよるんよ。

…………ほんと、無駄に律儀だな。
でも言われた人はうれしいでしょうね。

おう、この店は配膳の店員さんが、たしか料理人のお母さんじゃったかの。

「それはそれはありがとうございます。お気をつけてお帰り下さい」

と言うておられたよ。

ほんと、てめえのコミュ力どこから湧いてきてんだ。
わしはコミュ障なんじゃがのう……。
絶対誰にも信じてもらえませんからね。

…………店の混み具合によっては、さすがに全部が全部に言うとるわけじゃないんで、

やっぱりそこはコミュ障いうことで。


ま、そんなわけで元日本料理の職人が開いているラーメン屋「らーめん みふく」、大津でも随一の旨さなんで、ぜひみなさんも大津に行かれた際には足を運んでみてつかあさい!

現地の人に声を聞いたり……

売れてるレポ系のユーチューバーとかは、そういうことしているんですよね。

ここはこのレポも動画に……あ、動画対応してないっ!

>>売れてるレポ系のユーチューバー
これでも記者的な仕事もやっとるんで
インタビューとかもお手のもんですな。
あとはわし自身が映像映えするかどうか……
それが最大のネックです(笑)
一応外で書いている場合もあるんですけどね。とはいえ静止画では結局、あとから書いたのかどうかわからないですし (´・ω・`)
>>わし自身が映像映えするかどうか

そこでVRですわ!

この場合はAR機能になりますけども

>>今岡先生がスマホ持っていれば
わし自身のモデル性の問題以上に、
これが最大のネックでしょうな(笑)
実家のお袋や会社のOBなど60オーバーの人から
「そろそろあんたも持て」言われとるのに
かたくなに持とうとしとらんですからのう。
動画デビューは泣く泣く星崎先生にお譲りすることにいたす。
>>VR・AR
いま思うたんじゃが、
旅レポでそういうのはできそうなんじゃが、
食レポではハードル高うないかの?(笑)
どっちにしろここの機能が動画アップできんけえ、
現状、画餅にすぎんわけですがの。
(言うてたら機能拡張されそうで怖いけど……)

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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