144話② 名古屋競馬場名物の「どて飯」

文字数 924文字

ま、名古屋競馬の将来の展望はさておき、ひとまず名物でも紹介しておこうかのう。
今日は何を紹介してくれるんですか?

ああ。

今日はがっつりとした丼ものでも紹介しちゃろうかの。

カツ丼とかですか?

いや、たしかにカツ丼は「勝」につながるいうことで

競馬場や競艇場、競輪場では定番メニューの一つになっとるが

せっかく名古屋競馬場にきたんなら、名古屋競馬場独自のものを食わんといけまあて。

名古屋競馬場独自のもの?

ああ。

名古屋といえばどんな味を想像する?

そうだな……

味噌煮込みじゃねえか?

おう、正解じゃ。

この前、笠松でも紹介したが、名古屋の近辺ではカツだけじゃのうて、

ホルモンなんかも味噌煮込みで提供しとるわけなんじゃが、

これを名古屋では「どて煮」と呼んどるんよ。

じゃあ、今日はそのどて煮の紹介ですか?

いや、今日は丼ものじゃあ言うたろうが。

なので、そのどて煮を豪快にご飯にぶっかけた

「どて飯」を紹介しよう、いうんじゃ!!

「どて飯」「どて丼」とも「どて煮丼」とも呼ばれとるが、

呼ばれ方はさまざまでも、ものは全部一緒。

こうやって豪快に食うんが旨いんよ。

ほんと、旨そうだな!!

たしかにこの煮物はご飯にあいそうですね!!

おう。

これがなかなか合うとるんじゃ。

しっかり味付けされたホルモンもさることながら、

甘辛く煮込んだつゆがご飯としっかりマッチしとってな。

箸がどんどん進むこと請け合いなんじゃ。

これでいくらぐらいなんだ?
500円。
高くもなく安くもなくって感じですね。

そういうところじゃな。

じゃが、ワンコインでしっかり腹にたまるいうんはありがたいことよ。

名古屋競馬では複数の店が500~550円程度で提供しとるけえ、

好きなところで食うてみたらええわ。

複数の店で出してるのか。
それだけ当たり前に食べられてる名物ってことなんですね。

そういうことよ。


そんなわけで名古屋競馬場名物の「どて飯」、みなさんも名古屋競馬場に足を運ばれたら、ぜひ一度味わってみてつかあさい!!

名古屋飯はたしかに茶色いですな(笑)

パスタも茶色、台湾ラーメンも茶色、味噌煮込みも茶色なら、味噌かつも茶色。

ま、味噌がその大半の理由でしょうな。

ちなみに意外にも名古屋は味噌消費量が日本の中でも下位ランクになります( ̄ω ̄)

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
※これは自由参加コラボです。誰でも書き込むことができます。

※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。

登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色