75話① 【変】東京23区内最高峰「愛宕神社」

エピソード文字数 1,169文字

今日は「東京23区内の、最高峰の天然の山にある神社」でも紹介しちゃろうかいのう。
ほう、それはすごいな!
しかし、都心に山のイメージはないんですが、そんな山ってありましたっけ?

おう、あるで。

その名も港区の愛宕山じゃ!

どのぐらいの高さなんだ?
標高25.7m。
低っ!?
それで最高峰って言われましても……
じゃが、これでも正真正銘、都内23区内で最高峰なんじゃ。
もうちょっと高い山ってないものなんですか?

一応新宿に箱根山いう44.6mの山があるんじゃが、こっちは人造の山なんよ。

なので、天然の山で最高峰なのは、ここ、愛宕山ってことになるんじゃ。

マジか……
じゃあ、あまりそこにある神社にも期待が持てそうにないですね……

いや、それがそうでもないんよ。

なんせここの神社は、1603年(慶長8年)に

徳川家康が信仰した勝軍地蔵菩薩を勧請し、

創建されたといういわれがあるものなんじゃ。

たしかに大きくはないものの、天下人が招いたいうことで、

「天下取りの神」「勝利の神」として信仰を集め、

江戸一帯の「防災の神」としても広く人々から尊崇されたそうなんじゃ。

そう、これがその愛宕神社じゃ!!

ほう、なかなかだな!
たしかに大きくはないですが、歴史を感じさせますね。

ほうじゃろう。

ちなみにこの神社が建つ愛宕山は、

標高25.7mではあるものの、天然の山としては最高峰。

つまりここからの眺めを遮るものがなかったということで、

高層ビルが建ち並ぶ前の江戸時代には、

見晴らしの名所として、見物客でにぎわったそうな。

けっこう遠くまで眺められたんでしょうか?

ほうじゃな。

山頂からは東京湾や房総半島まで見渡すことができたそうなけえな。

昔は高い建物がないいうのに加え、空気もすんどったろうけえ、

想像以上の見晴らしがあったんじゃろうな。

見てみたかったな。
あと、ここはそれ以外にも歴史の一舞台として名前を残しとるんで。
ここでなにかあったんですか?

正確には「ここでなにかあった」いうよりは

「ここであることの準備をした」という感じかのう。

なんの準備だ?

桜田門外の変。

……それって老中の井伊直弼が水戸浪士に討たれた事件でしたっけ?
物騒な話だな!!
正しくは「水戸浪士たち17名 + 薩摩藩士1名」じゃがな。
その1名、必要か……?

必要じゃろうな。

なんせ実際に井伊直弼を討ち取ったのは、

その薩摩藩士・有村次左衛門じゃけえな。

で、この神社では、どんな準備が行われたんですか?

ああ。

その桜田門外の変を行うにあたっての集合場所にされたんよ。

ここは江戸城からも近かったけえな。

ほれ、これがその証拠じゃ!

ちゃんと桜田烈士と書いてあるじゃろう。
マジだっ!!

で、ここで一旦集合して、そこから桜田門に向かったというわけなんじゃ。

そういう歴史の一舞台も垣間見れるのが

ここ愛宕神社というわけじゃな。

いいんだか……
よくないんだか……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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