163話② 「黒毛和牛と日本酒居酒屋 和み家 赤羽店」

文字数 1,035文字

で、赤羽ではどんな店を紹介してくれんだ?
店と決めつけおったな。

だってB級飲み屋の街だろ?

だったら、当然紹介する店もそうなんだろ?

な、酒だろ?

酒なんだろ?

食い気味にくるな(笑)

だいたい今日紹介するのはB級飲み屋じゃないけえな!

な、なんだと!!!

武松さん、驚きすぎです……


しかし、それならいったいなにを紹介されるんです?

おう。

今日紹介するのは、

「黒毛和牛と日本酒居酒屋 和み家 赤羽店」じゃ!

結局、飲み屋じゃねえか!!
ほうで。
ほうでって……

わしは「B級飲み屋じゃない」いうただけじゃ。

なんせここは黒毛和牛を出す店じゃけえな。

じゃけえ、料理も酒も期待してええで。

ほれ、こんなもんよ!!

すげえ!!
これはたしかにB級ではありませんね!!
中でもおススメなのはこれよ!!

これは「A5和牛みすじステーキ」じゃ。

A5ランクで、しかも希少部位の「みすじ」を味わえるんじゃけえ、

これはこれでかなりお得で!!

味の方はどうだったんだ?

とろけるような旨さじゃったな。

よう、ええ肉を表現するのに「とろける」というが、

それでありながらちゃんと肉感もある。

そういうのを山わさびでいただくのは、まさに絶品の一言じゃったわ。

でも、それだとけっこうなお値段なんじゃないですか?

1,480円じゃな。

安くはないが、決して高くもないいうところよ。

ランクを考えるとお手ごろってところか?

そう言うてもええじゃろうな。

他にも「肩ばら」を使用した「和牛てまり寿司」なんかもおススメじゃな。

こっちは3つで580円とわりとリーズナブルなんよ。
和牛の店にしては安いな!!

そういうことよ。

決して安い店ではないが、ランクを考えると妥当かむしろお得というレベル。

酒の種類も豊富なんで、酒好きにももってこいの店というわけなんじゃ。

今岡先生がオススメするだけはありますね。

そんなわけで赤羽でランクのええ肉をお手ごろ価格で食わせてくれるお店「黒毛和牛と日本酒居酒屋 和み家 赤羽店」、みなさんも赤羽の酒場を放浪するなら、ぜひその選択肢の一つに入れてつかあさい!
ば、ばかな……。食後なら大丈夫だと思ったのに……腹が減ってきた……だと……?

か、体が求メル……肉トイウ快楽ヲ


訳:とても美味しそうです。

肉は別腹ですけえな。

ちなみにこの店、ネットとかで予約すれば、クーポンが使えて、

「和牛てまり寿司」「日本酒」などが一品サービスになるいうのもやっとります。

全体の値段から考えたらちょっとしたサービスじゃあありますが、

そういうのもうれしいところですな!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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