21話② モーニング文化、高知の「メフィストフェレス」

エピソード文字数 1,569文字

で、今回おススメの店ってのは?
おう。高知の喫茶店「メフィストフェレス」じゃ!
喫茶店!?

てめえ、とうとうサジ投げやがったか!

いやいや、違うんじゃ。ここはここで、れっきとした高知の名店なんよ。
……そうなんですか?(疑惑の視線)

おおぅ……、キャラからの不審のまなざしがきつい。(震え声)


世界中でも、てめえほどキャラから不審がられてるやつはいねえだろうよ。
大丈夫。星崎先生もたいして変わらんけえな!

あれを引き合いに出すな!

ありゃ、変人仲間じゃねえか!

武松さん武松さん、さすがによその先生をあれ呼ばわりはちょっと……。
変人呼ばわりはいいのか?
それは事実だからいいでしょう。
いいのか……。(困惑)
で、ここが名店っていうのは?
実はな、高知は名古屋と並んで、「モーニング」が盛んな地なんじゃ。
名古屋のモーニングっていうと、「朝のみならず、昼間でもトーストやらサラダやらのセットが低価格で食える」っていうあれか?
おう、それじゃ。高知でモーニングがはやった理由には諸説あるが、その1つには「高知は漁師町だから、朝からがっつりが好まれた結果、どの店もモーニングを置くようになった」というのがあるそうな。
なるほど。
しかも実は高知県は喫茶店日本一の県でもあるんじゃ。
マジかっ!
おう、軒数ではさすがに人口多いところに負けるがの。人口1000人当たりの割合でいえば、愛知県すら上回る堂々の1位なんじゃ。

なお、2位が岐阜で、3位が愛知と続くそうな。

実際に高知に行くと、いたるところに喫茶店があるのが目に付くぞ。

それだけ喫茶店文化が強いってことなんですね。
そういうこと。さすがにコーヒーだけを出す店じゃと、こうはいかんかったじゃろうな。
で、このお店ではなにがおススメなんですか?
わしが実際に食うたのはこれじゃ!
ほう。喫茶店っていうから正直期待してなかったが、これはなかなかのものだな。
ほうじゃろ。ちなみにこれは正確には「ホットサンドセット(800円)」で、モーニングの「ホットサンドモーニング(650円)」より1ランク上なんじゃがの。
モーニングじゃねえじゃねえか!(怒声)
モーニング紹介じゃなかったんですか?(冷声)

だれもモーニング紹介とはいうとらん!

ただ、高知のモーニング文化をいうた上で、この名店を紹介しただけじゃ!

うっ……、たしかに。
しかし、そこまでしたらふつうモーニング頼みませんか?
いや、わしもそのつもりじゃったんじゃがのう、ある事情からできんかったんじゃ……。

事情? 

なにかあったんですか?

ああ、やんごとなき事情があったんじゃ……。
いったいなにがあったんですか?

ポ……。


ポ?
ポテトがモーニングには付いとらんかったんじゃ!(滂沱の涙)
それだけの理由かよ!
わしにとっては死活問題じゃ!
え~っと……。つまりポテト付のセットとポテトなしのモーニングは、150円しか変わらなかったから、だったら150円足してポテトを付けようと思った。こういうことですか?
おう、そういうことじゃ!
だったら、写真撮るとき、ポテトだけどけて撮ればモーニングと言い張ることもできたんじゃないんでしょうか?
その手があったかって顔すんなや!
……い、いや、わしは嘘は嫌いなんじゃ。読者に嘘はつけんけえのぅ。(震え声)
今さら遅えよ!
そ、そういうわけで高知モーニング文化の名店「メフィストフェレス」、みなさんも高知に行かれた際にはぜひ訪れてみてつかあさい!
ここに変人同盟を結成する!


それはそうと、喫茶店日本一の県というのは知らなかったですね。右上はコーヒーゼリーですか?


変人同盟だってよ、よかったな!

喜んでいいものかどうか……


右上のはコーヒーゼリーです。

これだけのセットを出すんですから、人気なのも頷けます。

ちなみにこの店は高知城のすぐ近くじゃけえ、観光客に行きやすいんもありがたいところでしょうな。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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