124話③ 土佐の高知の名店「明神丸」

文字数 1,674文字

で、今回紹介するのはどんな店なんだ?

おう。

今日は高知の居酒屋でも紹介しちゃろうかいの。

居酒屋?
めずらしいな!
酒と聞いて、目を輝かせやがったな(笑)

当たり前だ!

ま、ここはその期待にも十分応えられるところじゃけえ、よかろうて。

そう、わしが高知でオススメするのは、

この「明神丸 本店」の「土佐づくし」よ!!


すげえ!!
おいしそうですね!!

おう、実際旨かったで。

なんせ高知の地のものばかりじゃけえな。

「酒盗」はその名の通り、酒のつまみとして最適のもんじゃった。

「かつおのたたき」は土佐では外せんメニューじゃろうな。

その「たたき」を巻きずしにした「土佐巻」も絶品じゃったわ。

「鯨の竜田揚げ」もひさびさに食うと、やはり旨いのう。

あと、写真に撮り忘れたが、「土佐牛のにぎり」なんかもあったで。

どれ聞いても旨そうだな!!
これ、お酒も高知のものなんですか?

ああ。

日本酒はもちろんのことながら、

カクテルやサワーも土佐のゆずや文旦、

ぽんかんなんかを使ったものばかりでな。

これがまた旨いんよ。

やはり土佐の肴には、土佐の酒いうことじゃな。

ちなみにてめえの一押しはなんなんだ?

ほうじゃな。

どれ食うても旨かったが、

旨さとめずらしさでいえば、これじゃろうな。

これは?
なんのから揚げだ?
これは「うつぼのから揚げ」よ。
うつぼ!?
食えるのか、それ!?

むろん食える。

そして旨かった!!

味はどんな感じなんですか?

ほうじゃな。

一言でいうと、「白身魚のフライ」じゃな。

白身魚ですか?

おう。

土佐の海の幸は「カツオ」や「クジラ」と

わりと濃厚な味わいのが多いんじゃ。

むろんそれはそれで旨いし、まさに土佐の味いうところなんんじゃが、

そんな中にあっさりめの白身があると

これはこれで際立って、なかなかに旨い。

そんなわけでわし個人としては

土佐ではぜひこの「うつぼのから揚げ」

食うてもらいたいと思う次第なんよ。

なるほどな。

ちなみにこの「明神丸」、なかなかに繁盛しとるようでな。

高知市内に支店があるのはもちろんのことながら、

果ては東京の新宿や竹橋とかにも支店があるそうなんじゃ。

マジかっ!?

ああ。

なので、都内で高知料理を食いたいいうひとには

ぜひ足を運んでみてもらいたいもんよな。

気軽に味わえるのはいいですね。
そんなわけで、土佐の高知の名店「明神丸 本店」、はりまや橋からも徒歩4~5分とわりと近いところにあるんで、みなさんも高知に行かれた際にはぜひその味を確かめてみてつかあさい!!
なんというメシテロ。

寝る前に開くべきではなかった……!

うつぼの唐揚げが気になります

>寝る前に開くべきではなかった……!

ふはははは!!

わしんところのネタは飯テロ注意ですけえな。

そのくせだいたい夜更新なわけなんじゃがな(笑)


>うつぼのから揚げ

これはほんと、あっさりめで旨かったです。

ただ、ややお高めの値段なんで、

やはり流通量の問題もあるんでしょうな。

実際、高知以外ではお目にかかったことないですし。

まぁ、佐賀の「イソギンチャクの味噌炊き」みたいなもんでしょうな。

(さらっと爆弾発言)

>かつおのたたきが好物なのですが、一人暮らしだと食べる機会がほとんどない……
それはそうでしょうな(笑)
ちなみに夫婦二人でもそうそう食べることはないです。
居酒屋で頼むぐらいですかね。


薬味やたれは地域差というより、個人の好みでしょうな。
高知では、薬味にネギ・ニンニク・タマネギ以外に
大葉やショウガも出てきました。
とりわけショウガは高知の名産なので、よく使われるのでしょう。
またポン酢以外にしょうゆや塩も出てきました。
それらを自由に組み合わせOKという感じでしたので
同地域でも各家庭によってかなりばらつきが出るというところでしょうな。
わしは「ネギ・タマネギ・ニンニク・しょうゆ」の組み合わせが一番好きです。

たたきを塩で食うのは、やはりものがいいからできることなんでしょうな。

高知では何度も食うたことがありますが、やはりものが違いましたわ。

ちなみに初鰹より戻り鰹のほうが脂ののりがええんで、

食うなら戻り鰹のほうをオススメします。

初鰹はあくまで縁起物いうことで。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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