111話②【変】鎌倉といえば「鶴岡八幡宮」

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そういえば、この前、鶴岡八幡宮に参拝に行った際、おもしろいお守りが売られとったわ。

おもしろいお守り?

ああ。

この石段を登った先に本殿があって、その左手にお守りを売っとるところがあるんじゃがな。

ここの健康お守りが、うけ狙いとしか思えんようなデザインしとったんよ。

どんなデザインですか?
ラグビーワールドカップの日本代表にあやかって、

赤白の横じまデザインのお守りよ。

マジかっ!!

ああ。

さすがに買うてもおらんお守りを写真撮影するんははばかられたんで、写真に残しちゃおらんのんじゃが、「商魂たくましすぎるじゃろ!」「いくらなんでも作るの早くね!?」と突っ込んでしもうたわ。

それは突っ込みたくなるのも……
納得だな……

ああ、そうそう。

ちなみにさっきのページでは公暁による三代将軍・源実朝暗殺の件にふれたわけなんじゃが、その暗殺直前まで公暁が身を隠しとったといわれとる大銀杏が、ちょっと前まで石段脇にあったんで。

ちょっと前まであった?

ああ。

2010年に強風で倒壊してもうてな。

いまはのうなってもうとるんよ。

今はもうないのかっ!!
もっとも、樹齢800年とも1000年ともいわれとったが、逆算すれば、事件当日には「そもそも人が隠れる大きさはなかったのでは?」ともいわれとるんじゃがな。
これまた台無しな話ですね……

まあのう。

ほいじゃけえ、暗殺当時はまったく別の木に隠れとったんか、あるいは当時あったのが初代のイチョウの木で、ちょっと前まで生えとったのが二代目のイチョウの木いう話もあるんじゃがの。

なるほどな。
ちなみに、いまはその倒れたところから、次代のイチョウの木が生えてきとるそうなで。

さっきの写真の石段左に、小さいしめ縄で囲いがしてあるんが、そうじゃ。


マジだ!!

ま、このままうまく育って、また大銀杏になってくれればと願うばかりじゃな。
そうですね。
そんなわけで歴史の舞台ともなった「鶴岡八幡宮」、みなさんも鎌倉に行かれた際にはぜひ一度参拝してみてつかあさい!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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