80話② 三重「その手は桑名の焼き蛤よ!」

エピソード文字数 857文字

で、今日のおススメの逸品は?

ニコルよ。

桑名の名物いうたら、あれしかあるまいて。

あれ?
なにかあったか?
昔から「その手は桑名の焼き蛤よ!」というじゃろうが!

今どき、いませんよ!

そんなわけで今回の逸品は、ハマグリじゃ!

その名の通り、「はまぐり食道」さんのハマグリはなかなかのもんじゃったで!

これがそうじゃ!

ほう、これは旨そうだな!
なかなかおいしそうなセットですね!

ほうじゃろ。

これは「はまぐりセット」いうてな。

「志ぐれ茶づけ・やき蛤・はまぐりフライ・蛤吸物・香物のセット」という、

文字通りハマグリづくしのセットじゃったんよ!

それだけハマグリを食べれば、さぞ満足でしょうね!

おう。

とくに茶漬けが旨うてな。

濃い志ぐれ煮に、さっぱりとした茶漬けがよう合うんじゃ。

やき蛤もはまぐりフライも肉厚で、それぞれ十分に満足いくもんじゃったわ!

なるほどな。

これでいくらぐらいなんですか?
2,200円……。
は?
2,200円……。
高くねえか?

わしも正直高いと思う……。

とはいえ、桑名に行ってハマグリを食わんいう道理もなかろう思うてな。

そこには目をつぶって、食べることにしたんじゃ。

ま、観光客相手の商売じゃろうな。

しかし、なんで桑名はハマグリが有名なんですか?

ああ。

ハマグリ自体は各地にあったんじゃが、海水と淡水が混じり合う桑名の河口付近は栄養が豊富じゃったせいか、ハマグリが大ぶりな上に肉厚でな。

しかも大ぶりなわりに味は濃厚で文句のつけようもないいうことで、将軍家に献上までされとったんじゃ。

その上、宿場町も栄えとったんで、ようけえ人が来る。

その大勢の宿泊客が、桑名でこぞってハマグリを食べ、さらに有名になったいうことなんじゃ。

なるほどな。

ちなみに現在は?

漁獲量が極端に減って、

いまではハマグリを保護しながら、

細々と操業しとるそうな。

そりゃ、高くてもしょうがねえな。
値段は相応ということですか。
そんなわけで、ちと値段はお高めながら、昔からの名物ハマグリが食べられる「はまぐり食道」、ぜひみなさんも桑名に行かれる際には立ち寄ってみてつかあさい!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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