160話② 「うどん優月」のたらいうどん!

文字数 981文字

で、ここではどんな名店を紹介してくれんだ?

ほうじゃな。

ランチにとっておきの店でも紹介しちゃろうかの。

それはいいですね。
ちなみに八十八箇所巡りのお遍路さんが、一番食する食べ物ってなにかわかるか?
一番食べるもの?
さてな?

それはうどんよ!

なんせ四国はうどんの宝庫。

手軽に食べられるいうことで、住民の人らはむろんのこと、

お遍路さんにも愛されてきた食べ物なんじゃ!

なるほどな。

そんなわけでお遍路さんにも住民にも優しいこの店を今回紹介しちゃるわ。

そう、西条市にある「うどん優月」さんよ!!

プレハブっ!?
大丈夫なんですか、ここ!?

おう。

見た目はこんなじゃがな。

味はたいしたものなんで。

ちなみにわしがおススメするんは、この「たらいうどん」よ!!

でかっ!!!
これ、何人前あるんですか!?

これか?

これは5玉はいっとるのう。

なので、3~5人くらいで食うんが一番いうやつじゃな。

これ釜あげうどんとなにが違うんでしょうか?
器。


それだけかよ!!!

おう。

なので、中身自体は釜あげと同じじゃな。

なお、たらいうどんいう食べ方自体は徳島の山間部の方の名物でな。

四国の一部地域で食べることのできる食べ方なんよ。

この店、ふつうの釜あげうどんはないんですか?
あるで。
じゃあ、そっちを頼めよ!!

いや、それがここの釜あげうどんは小(1玉)で400円

大(2玉)で500円なんじゃ。

一方、5玉入りのたらいうどんはそれだけで1200円

なので、同じ量を釜あげで頼むよりお得なんよ。

なるほどな。

しかも見た目のインパクトもあるけえ、

それ込でも頼む価値はあろうて。

ちゃんと食べきったんですか?
ああ、一応な。
御母堂と奥さんもけっこう食べられたんですか?

いや、ふつう。

なので、残りは苦労して食べました……

自業自得だろ……

じゃが、しっかりと手打ちにこだわって、

手間暇かけて作っとるだけに、味は十分。

ほいじゃけえ、なんとか食いきれたいうのもあるんよ。

手打ちか!

それはいいな!!

ほうじゃろ。

ま、たらいうどんは3人以上で頼むべき。

それ以外なら単品メニューを頼む方が無難じゃろうてな。

釜あげ以外にも、釜バターやら釜玉チーズやらがあるけえ、

思い思いに好きなのを頼むのも、また一興じゃろうて。

そういうのもいいですね。

そんなわけでお遍路さんにも愛されてきた「うどん優月」、みなさんも西条市に行かれた際はぜひ一度足を運んでみてつかあさい!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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