79話② 【レア】幸運を運ぶ「めでたいでんしゃ」

文字数 1,057文字

ちなみに淡嶋神社は加太駅いう、辺鄙なところにある駅から

徒歩で20分以上は行かにゃあいけんけえ、わりと大変なんで。

今岡先生が行くところって、そんなんばっかりじゃないですか……

しかし辺鄙なところにある駅ってわりには、

加太駅ってどこかで聞いたことがあるような気が……

ああ。

それはここで一回紹介しとるけえな。

古っ!!
このラピュタ島こと「友ヶ島」のことを紹介したのって2月のことじゃないですか。

ほうじゃな。

ざっと半年以上前のことじゃな。

そんな前のこと、いちいちよく覚えていますよね。

記憶力がええのが、わしの取柄でな。

そのへんはだいたい記憶しとるもんなんじゃ。

マジかっ!?

しかもわしの記憶力は、

わりとどうでもええことにおいて、よう発揮される。


わしはこれを「容量(メモリ)のムダ使い」と呼んでおる。


ヒソカかっ!!

自慢できることでもないですね……

ま、まあ、そのへんの記憶力でこのコーナーはもっとるもんなんよ。

じゃなけりゃあ、ふつう何年も前に行った店のことなんか

ふつうは忘れとるもんじゃて。

そう考えると、ほんとすげえな……

写真を残してるせいもあるんでしょうが、ほんと無駄な記憶容量の使い道ですね……

今日、毒舌すぎやせんか……?
いらないものを見せてくれたお返しですよ。

ほ、ほうか。

そりゃあ、すまんことをしたのう。

ほいじゃあ、口直しならぬ目直しでもさせてもらおうかのう。

目直し?

おう。

縁起の悪そうなもんを見た後は

縁起のええもんでも見て、上書きすりゃあよかろうて。

実はこの加太駅に行く際、タイミングあえば、

縁起のええ電車に乗って行くことができるんじゃ。

縁起のいい電車?

そう、これが縁起のええ電車、

「めでたいでんしゃ」じゃ!!

たしかに!!
これは縁起がよさそうですね!!

ほうじゃろう。

ちなみにこれはもともとピンク色の電車からスタートして、

その翌年にはオスヴァージョンの水色も登場。

そして2018年にはその二つの車両の結婚式が行われ、

2019年からは二人の子どもである赤車両も走るようになったんじゃ。

ほんと、めでたい電車ですね!!

ほうよのう。

ちなみにこれらの車両の手すりはこんな感じなんよ。

魚型かっ!!

しかもそのうち1つだけは、こんな風にもなっとるんじゃ!
ハート型ですか!

これを見つけると幸せになれるといわれとるけえ、

これらの車両に乗った人はぜひそういうところまで目を配ってほしいもんじゃな。

ほんと……
いろいろ知ってますよね……
そんなわけで「めでたいでんしゃ」に乗っていく「淡嶋神社」、みなさんも機会があればぜひ一度足を運んでみてつかあさい!!

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
※これは自由参加コラボです。誰でも書き込むことができます。

※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。

登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色