105話①【レア】埼玉の観光都市「小江戸・川越」

文字数 1,059文字

今日は都内からもほど近い観光地・埼玉の「川越」を紹介しちゃろうかの。
埼玉に観光地!?
そんなものがあったのか!?

当たり前じゃ。

たしかに神奈川やら千葉には、観光地としてひけをとっておるが、まったくないいうわけじゃないんで。

ひけとってんのは……
認めるんですね……

うむ。

そこは目をそらしちゃあいけん事実じゃろうて。


それともなにか?

横浜や鎌倉を擁する神奈川や、ディズニーランドを擁する千葉に勝てると思うんか?

無理、だろうな……

うん、無理。

それは「広島→東京→埼玉」と移り住んで、かれこれ10数年以上埼玉に住んどるわしがようわかるわ。

地味に長いですね。

おう。

引っ越すタイミングを逸したいうのもあるがの。

ま、そこそこ住むには適したところじゃけえ、そのへんは気にしちゃあおらんわ。

住むにはいいけど、観光の方はどうなんだ?

おう。

そのへんも問題はない。

なんせ川越は年間約732万人もの観光客が訪れる観光都市なんじゃけえな。

マジかっ!!

ああ。

関東でも、鎌倉や日光に次いで歴史的建造物が多いところなんよ。

そういうのもあって、最近では海外の旅行ガイドブックで紹介されることも多くてな。

わりと外国人旅行者も増えとるそうなで。

意外と見るところ多いんですね。

おう。

その川越はこんな街並みなんよ!!

ほう、風情があるところだな。
雨なのが惜しいですけどね。

うむ。

初回に行ったときはあいにくの雨だったんよ。

おかげで歩き回るのに苦労したで。

それでも歩き回ったんですね……
ほんと、天候にすら左右されねえやつだな……
そがいに褒めんでもええんで(照)


褒めてねえよ!!

まあ、ええわ。

ちなみにこの街並みの中で一番見どころなんは、やはりこの「時の鐘」じゃろうてな。

これはいわば川越のランドマークともいえるもんでな。

もともとは江戸時代前期の寛永年間に建立されたもんじゃったんよ。

その後、明治期の川越大火で焼失したんじゃが、やはり川越の象徴を消したままにはできんと思ったんじゃろうて。

焼失の翌年には、即座に再建されたんよ。

そりゃ、すげえな!!

なお、この再建には、次の一万円札になることが決まっておる渋沢栄一の資金援助やら、明治天皇からの下賜金やらを受けたそうな。
そんな方々からも再建を望まれたんですね。

うむ。

いまも現役で時を告げる音を出し続けとる「時の鐘」は、偉大じゃということよの。

はぁ!?

今も現役なんですか!!

おう。

いまは機械式に変えとるそうなが、銅鐘自体は現役バリバリよ。

ほんと、すげえもんが残ってるもんなんだな……
そういうのも込みで見に行く価値がある、いうことよのう。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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