95話② 中京競馬場その2 中京のどて煮「大島屋」

エピソード文字数 711文字

で、今回の逸品は?

おう。

今回はどて煮でも紹介しようかの。

どて煮?

ああ。

東海地方でよく食われとるやつでな。

一般的には、豚モツを味噌で煮込んだやつなんじゃ。

これがまた酒のつまみによう合うんよ。

やっぱりお酒じゃないですか!

の、濃厚な味付けじゃけえ、

ご飯にもあうんで!

いや、ほんまなんで!

で、今回はそれを紹介しようってのか?
いや、今回のはそれとはちょっと違った「どて煮」じゃな。
ちょっと違う?

ああ。

これは見てもろうた方が早いじゃろうな。

これが一風変わった「大島屋」さん「どて煮(310円)」じゃ!

ほう、これも旨そうだな!

でも、たしかにモツじゃなさそうですね。

これはなんなんです?

おう。

ここのはなぜか「豚バラ肉」を使うとるんよ。

しかしこれがまた甘い味噌でしっかり味付けされとってな。

濃厚な味わいで、ほんま旨いんよ。

いや、チューハイがようすすむで!

焼酎や紹興酒にもあうんじゃねえか?
合うじゃろうなぁ!
そこの酒飲み二人っ!

こればかりはしょうがなかろうて。

もっとも競馬場で不覚をとるわけにはいけんけえ、そこまで強い酒は飲まんがの。

飲んでチューハイ一本程度よ。

そこはしっかりしてるんですね。

うむ。

気が大きくなって、大金をするわけにもいかんけえな。

で、最近はどうなんだ?
競馬のことか?

ええ。

けっこう勝ってるんですか?

負けとる……。

今日のダービーでも、予想だにせん穴がきよったけえな。

ありゃあ、読めんで……。

飲んでも飲んでなくても一緒なんじゃねえか?
…………(滂沱の涙)

いや、こればかりは自業自得でしょう。


そ、そんなわけで競馬に負けとっても勝っとっても旨い店「大島屋」、みなさんも中庸競馬場に足を運ばれた際には、ぜひ立ち寄ってみてつかあさい!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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