78話① 岡山城とラーメン店「麺王 岡山駅前店」

エピソード文字数 1,078文字

広島県民は意外と岡山には行かんもんなんで。
いきなりだな、おい!
でも、なんでなんですか?
広島と岡山は対立しとるけえな。


マジかっ!?

うそじゃ。
おいっ!!

広島人には「うちはあくまで地方都市じゃけえ」いうのが染みついとるけえ、都市の規模とかでよそと張り合ういうのはあまりないいうんが、正直なところじゃな。

そのくせ、中四国では一番の都市じゃあいう自負もあるけえ、そういう意味でも中四国のよその都市と張り合ういうこともせん。

広島いうんは、そういうところなんよ。

では、なんで広島人は岡山にあまりいかないんですか?
近くて遠いいうんが、本音じゃな。
近くて遠い?

ああ。

ここでいう広島人とは、広島市やその周辺、旧国名でいえば安芸国限定のもんじゃあいうてもええかの。

というのも、広島県自体は中国地方のすべての県と接しちゃあおるが、広島市は広島県の中でも西よりでな。

そのせいで山口とは近いんじゃが、岡山とは若干離れとるんじゃ。

なので、車で簡単に行ける山口にはわりと行きやすいが、岡山はかえって行きにくいいう現象が生じるんよ。

なるほどな。
でも、それだと島根や鳥取はどうなんでしょう?

山陰である島根や鳥取は中国山地で分けられとるせいで、さらに遠い間隔がある。

ただ離れとるからこそ、日帰り旅行や一泊の旅行やなんかで行こういう気になる。

岡山は新幹線の手前の駅じゃけえ、なおさらに「近くて遠い」という意識が生じやすいいう感じなんよ。

そういうことでしたか。
ま、同じ広島県でも旧備後国である福山市なんかは、岡山と隣接しとるけえ、むしろ山口より岡山の方が行き来はあろうがの。
ややこしいな。
国割がそうなっとるんじゃけえ、しょうがないんよ。
でも、今岡先生は岡山にもけっこう行かれていますよね?

おう。

わしの場合は「『いつでも行ける』は『いつまでも行かん』いうもんじゃとして、どんだけ近かろうがどんだけ遠かろうが、機会があればいつでも探索する」をモットーにしとるけえな。

近くて遠い岡山じゃろうがなんじゃろうが、しっかり見て周っとるよ。

ほんと、ハンパねえバイタリティしてやがるよな……。
そがいに褒めんなって(照)


褒めてねえよ!

で、その岡山で一番の名所といえばなんなんでしょう?

ああ。

岡山で一番の名所といえば、やはり岡山城は外せんじゃろうな。

その黒い姿から別名「烏城(うじょう)」とも呼ばれとるんじゃが、その威容はなかなかのもんなんで。

これがそうじゃ!

ほう、言うだけあるな!


これは見応えありますね!

ほうじゃろう。

岡山に来て、これを見んいう法はあるまいよ。

次のページでは、その岡山市内での逸品も紹介しようかのう。

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登場人物紹介

今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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