129話② 川崎競馬場名物「タンメン」

文字数 901文字

で、今日の名物はなんなんだ?

川崎競馬はグルメが豊富って言ってましたが

変わったものもあったりするんでしょうか?

おう、あるで。

どんなのですか?

競馬場といえば、まず串焼き系が多かろ?

そうですね。

手軽に食べられるというのもあるんでしょうが、

もつ焼きなど串焼き系が多いイメージはありますね。

あと、酒のつまみにもいいからだろうな。

それもあるかもしれんのう。

手軽につまめて、安価で、酒にも合う。

なので、串焼き系は多いのう。

じゃあ、その次に多いのはなにかわかるか?

同じ串系でも、串揚げでしょうか?

それも正解じゃな。

これが重宝されるんは、串焼き系とたいしてかわらんのう。

安価で、ありがたいいうのはどこも同じことじゃて。

じゃあ、その次は?

やっぱ腹にたまるってことで、

丼ものや定食系じゃねえか?

ほうじゃな。

500円前後で、しっかり腹もふくれる。

ここにはカレーも含まれるが、

こういうのは腹持ちがええんが、特徴じゃな。

で、その次にくるんがラーメンじゃろうな。

なるほど。

その話の流れからすると、

今日はラーメンの紹介だな?

いや。


違うのかよ!!

おう。

今日紹介するんは、川崎競馬場名物、

「みよし」さん「タンメン」じゃ!!!

おおっ、これは美味しそうですね!!

予想が外れたが、

これはこれでありだな!!

これは旨いで。

なんせこの店、「タンメン」のみで勝負しとる、

正真正銘の名物じゃけえな。

潔いな!!
それだけ味に自信がある、いうことじゃな。
実際、どんな感じなんですか?

ほうじゃな。

わりと薄味なんじゃが、野菜がしっかり煮込まれとってな。

キャベツなんかクタクタに柔らかい上に

ほのかな甘みが漂ってくるいう寸法なんじゃ。

競馬場飯いうのを抜きにしても

十分勝負できるタンメンじゃな。

聞くだけで我慢できねえな……
で、これでいくらぐらいなんですか?
600円。
わりと手ごろですね。

ほうじゃろ。

かなり手間隙かけて作って、これだけで勝負しとるわりに、このお値段。

川崎競馬場にきたら、これを食わんいう手はないで。

オススメの逸品ってこったな。

そういうことよ!!


そんなわけで、川崎競馬場の名物「タンメン」、みなさんも川崎競馬場に行かれたさいにはぜひ一度ご賞味つかあさい!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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