93話① 佐賀のB級グルメ「シシリアンライス」

エピソード文字数 960文字

佐賀の街中のいたるところで見られるものってなにか知っとるか?
いたるところ?
沖縄のシーサーみたいな感じか?

ああ。

同じ石でできたものいう意味では、近いものがあるな。

石でできたもの?
それは佐賀独特のものですか?

いや。

シーサーと違って、佐賀市のそれは他の地域でも見られることは見られる。

ただなぜか佐賀市だけが異常に多いんじゃ。

それはなにかわかるか?

他でもある……?
でも、佐賀市だけ突出して多い……?
さすがにわからねえな……
残念ながら降参です……

それはな、えびすさんよ!

ほれ、このとおりじゃ!

ほんとにいろいろあるな!
いったいいくつぐらいあるんですか?

一説によれば、2015年時点で820体以上といわれとるな。

しかも年々増えとるらしいんで、現在はさらにその数を増しとる可能性もあるな。

マジかっ!?
でも、なんでそんなに多いんですか?
わからん。
おいっ!!

いや、なぜかむかしから多いらしいけえ、

その理由もわかっとらんらしいんじゃ。

なにしろ江戸期にはすでにえびすさまが多かったそうなけえな。

そんなに昔からなんですか……。

なにか理由はないんでしょうか?

いくつか説があるにはあるがの。

まずは佐賀藩のお殿様が兵庫県の西宮神社から恵比須像を譲り受け、佐賀に祀ったことで、民衆にも広まったいう説がある。

他には?

もともと海運が盛んな街じゃったんで、関係者が海の神様として祀ったいう説もあるのう。

なにしろ佐賀城下には水路が多くてな、街中でも海運が盛んだったんで、そのポイントポイントにえびすさまを祀ったところ、街中にもどんどん増えていったいう話も有力なんじゃ。

他にもあるのか?
ああ。佐賀は長崎街道沿いでもあったんで、旅の安全祈願としてえびすさまを祀ったいう説もある。
もしかして……、まだあります?

おう。

最後の説としては、佐賀には石工が多かったんで、他の地域より石像を注文しやすく、結果として佐賀中に広まっていったいう説もあるんじゃ。

これらの説が、複合的に絡み合っている可能性もありますね。

ほうじゃな。

最後の説なんかは、他の説の補完をする説じゃろうしな。

これらがあわさっている可能性も大いにあるじゃろうな。

ま、めでたいもんだから、いいか。

そういうことよ。

そんなわけで次のページでは、それ並みに佐賀市内の至るところで食われとるB級グルメでも紹介しようかいの!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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