168話① 130年以上の建築物「赤れんが庁舎」

文字数 790文字

時計台より知名度は劣るものの、見た目はそれ以上ってことでしたっけ?

たしか正式名称は「北海道庁旧本庁舎」とかいってたか?

ってことは、もともとは行政の建物だったってわけか?

そのとおり。

むろんいまはその機能はないものの、

その見事な外観は、札幌の名所としてふさわしいものなんじゃ。

そう、これがその「赤れんが庁舎」じゃ!

ほう、なかなか見事だな!!
けっこうきれいなものですね!!

ちなみにこれ、1888年(明治21年)に建てられたもので、

当然、重要文化財に指定されとる貴重なものなんじゃ。

古っ!!!
それは指定されるわけですね……

なのに、ちょっと前までは無料で中の見物もできたんよ。

中には北海道の歴史をしることのできる展示なんかもあり

無料の割にはなかなかに見応えのあるもんじゃったんで。

たしかにな!!
しかし、ちょっと前まではって……いまはどうなんでしょうか?

それよ、それなんよ。

さっきも言うたように、ものが130年以上前のものじゃけえな。

耐震工事やら保存工事やらで、いまはリニューアル中になるそうなんじゃ。

いつからリニューアルしてるんですか?
今年の10月1日。
ほんの一週間前からじゃねえか!!

ほうなんよ。

なので、当分は万全の状態では見られんいうことよな。

でも、そのうちまた見られるってことなんでしょうか?

ほうじゃな。

公式サイトでも「一時閉館」とうたっとるけえ、

万全の状態になれば、またしっかり公開するいうことなんじゃろうてな。

それまでの辛抱ってことか。

うむ。

なので、札幌に行く予定のある人で、ここを訪れるプランのあるひとは、事前にいろいろ調べた方がよかろうてな。

ちなみにてめえは?

来年あたりまた北海道旅行に行こうと思うとるが、

ここはすでに2回も行っとるけえ、当分ええわ。


当分か……
「もうええわ」じゃないあたり、さすがですね……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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