117話② 緑豊かな「佐賀競馬場」

エピソード文字数 1,241文字

そんなわけで今日は佐賀競馬の名物でも紹介しちゃろうかの。
佐賀にも競馬があるのか?

おう、あるで。

昔は大分の中津競馬場、熊本の荒尾競馬場もあったんじゃが、

2001年に中津競馬場が廃止され、

2011年に荒尾競馬場が廃止されてしもうたんで、

いま九州に残っとる地方競馬は、

ここ佐賀競馬だけになっとるんよ。

それはちょっと寂しいですね……

しかし、それでも佐賀競馬は九州唯一の地方競馬として

いまなおがんばっとるんじゃ。

そんな佐賀競馬のキャッチフレーズは、

「緑に囲まれたレジャー施設」じゃ!

つまりは……
田舎ってことか……?
ま、そういうことじゃな。
はっきり言ったな!!

下手なフォローはいらんじゃろうて。

周りになんもないのは事実じゃけえな。

そうですか……

なんせ佐賀競馬は「佐賀」いうとるが、

実際は佐賀市じゃのうて鳥栖市の郊外にあるんじゃしな。

マジかっ!?

しかし、佐賀県にあるなら、

それで佐賀競馬でもいいような気が……

それを言うたら、浦和競馬だって埼玉競馬でええし、

川崎競馬だって神奈川競馬、船橋競馬だって千葉競馬でええことになろうて。

いまはなき荒尾競馬なら熊本競馬、中津競馬なら大分競馬いうことになろうて。

基本的にはその市の名前を付けてるってことか。

ま、そういうことじゃな。

浦和競馬は、いまでこそさいたま市なわけじゃが、

もともとは浦和市だったわけじゃし、

いまでも浦和区にあるわけじゃけえ、

間違ってはおらんわけよ。

しかし、それだったらなんで佐賀競馬は

鳥栖なのに佐賀の名前をつけてるんでしょうか?

それはもともと佐賀市にあったけえじゃな。
佐賀市にあった?

おう。

佐賀の競馬場は戦前からずっと佐賀市にあったんじゃが

1972年の競馬法改正にともなって、鳥栖市に移転したんじゃ。

ちょうど佐賀市の旧競馬場周辺が都市開発で住宅地化しとったんで

それもあって動いたいうことらしいのう。

で、鳥栖市の中心部でもなく、郊外の方にってわけですか。

ああ。

郊外の方が安いけえな。

そんな理由かっ!?

おう。

土地代の理由は大事で。

それに安いいうことは、そのぶん敷地をようけえ確保できる。

おかげで佐賀競馬は1972年移転の古いものなんじゃが

駐車場はその後の車社会を見据えて

当時から1万台分を確保してあるんじゃ。


1万台っ!?

おう。

これは当時としてはかなりの異例。

現在でも全国トップクラスの駐車場面積じゃな。

田舎ならではの良さですかね……

そういうことよ。

そんなのどかな佐賀競馬場は、こんな感じじゃ!

悪くないな!
牧歌的でいいですね!

ほうじゃろ。

いかにも昭和臭のする感じで

わしの好きそうな雰囲気じゃろ!

お前のその趣味、なんとかならねえのか……
ならんな。
言い切ったな……

わしはむしろこういうのこそ、

産業遺産の一つとすら思うておるわ。

JRA宮崎育成牧場にある100年以上前の建築物も

横浜根岸にある旧横浜競馬場も見事なもんで。

実際、旧横浜競馬場なんかは産業遺産認定されとるしな。

そんなところにも……

当然、行っとる。

ほんと、お前は……
全国どこでも行ってますね……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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