162話① 世界遺産「東大寺」

文字数 663文字

奈良と言えば東大寺じゃのう。
いきなりだな!!
その意見に反対はしませんが、どうされたんですか?
いや、奈良の方の紹介をしとらんかったけえ、そろそろやっといたほうがええかのう思うてな。

じゃないと、まきえ先生がしびれ切らすかもしれんけえな。

なるほど。
しかし、奈良なんて行ってたのか?

おう。

わしは47都道府県のうち、45都道府県を訪れとるけえな。

行っとらんところはほとんどないで。

奈良ではどんなところに行ったんだ?
東大寺や唐招提寺や興福寺や春日大社とかかのう。
べたべただな……

京都や奈良はべたべたなぐらいでちょうどええんよ。

なんせそのべたべたなところだけでも、そうそう見切れんのじゃけえな。

やはりそんなにあるんですか?

ある。

有名な神社仏閣に限れば京都の方が上なんじゃろうが、

こと国宝建築物に限れば奈良の方が数は上なんじゃ。

マジかっ!?

おう。

それだけ国宝指定されとる神社仏閣が多いいうわけじゃな。

なんせ奈良の国宝建築物件数は64件で日本最多じゃけえの。

それは多いですね……

他にも特別史跡も日本最多の10件を誇るけえな。

ほいじゃけえ、べたなところを見てまわるだけでも

えらい時間がかかるいうもんなんじゃ。

そりゃ、べたなぐらいでいいってのも納得だな。
ちなみに東大寺は実際こんな感じよ!!
ほう、見応え十分だな!!
やはり人出も多いですね!

まあのう。

それこそ奈良の人口の9割は、

「観光客 + 修学旅行生 + 鹿」

が占めとるいうても過言じゃなかろうて。

いや、それはさすがに……
過言だろ……

ほうじゃな。

そこに「仏像」も足さんといけんかったのう。


足すな!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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