202話① 「蒲田行進曲」で有名な東京・蒲田

文字数 784文字

今回は東京は蒲田の紹介でもしちゃろうかのう。

蒲田?

あんまパッとしねえな……
地名としての名前は聞いたことがありますが、なにがあるかと言われると……ちょっと謎ですしね。

ま、見るところは少ないところじゃけえな。

しかし、その代わりと言っちゃあなんじゃが、安くて旨い店が多いけえ、「食べ歩き」には申し分ないところでもあるんで。

マジかっ!!

おう。

蒲田ネタがだいぶたまっとったけえ、今週はいっそ蒲田ウィークとして、蒲田の名店やら名所やらを一週間にわたって紹介しちゃろうかのう思うとるんじゃ。

蒲田だけで一週間!?
そんなにあるもんなんですか!?
ああ、わしにかかればできんことはない。
豪語しやがったな……
で、いきなりじゃが、蒲田って聞くとなにが思い浮かぶかの?
蒲田……ですか?
蒲田行進曲ぐらいしか浮かばねえな……
たいていがそんなもんじゃろうな。
しかし、蒲田行進曲の名前は知っていますが、その中身についてはよく知らないんですが……

うむ。

ほとんどの人がそんなもんじゃろうて。

ま、かいつまんで言うと、映画撮影の舞台裏、端役しかもらえない大部屋役者をクローズアップしたもんなんよ。

有名な「階段落ち」のシーンは、その大部屋役者のヤスが「目立つけど、大怪我をするか、下手をすると死ぬかもしれない階段落ちスタント(時代劇の切られ役)」に志願して、そこを演じるというシーンじゃな。

なるほどな。
でも、それがなんで蒲田行進曲なんです?

ああ。

当時松竹映画は蒲田撮影所で撮っとったんよ。

なんせ蒲田は「松竹映画発祥の地」でもあるけえな。

マジか!?

おう、これがその発祥の地じゃ。

マジで行ってやがった!!
おう、当然じゃ。

しかし、いまは見る影もないですね。

まあのう。

ほいじゃが、ここの地下には撮影所の模型が展示されとるそうなけえ、そがいなんを見て、往時を偲ぶんもよかろうて。

そんなことするの……
そうそういないと思うぜ……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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