103話① 江戸時代から続く名品 墨田区の「言問団子」

エピソード文字数 898文字

昨日は変わった寺「弘福寺」を紹介させてもろうたが、

実はあのへんはわりとみるべきものが多いんで。

あのへん?

浅草と押上の間あたりじゃな。

浅草といえば浅草寺、押上といえばスカイツリーで、どのしてもその間は見落とされがちじゃが、なかなかどうして、あのへんも見るものは多いんよ。

たとえば?

ほうじゃな。

隅田公園とか悪うないのう。

隅田公園?

ああ。

こんな感じじゃ!

ほう、なかなか!
意外と緑が多いんですね!

ほうじゃな。

ここはもともと旧水戸藩の下屋敷じゃったんで、それを示す碑がこれじゃ!

マジだ!
あと、ここは春は桜の名所、梅雨時期はアジサイ、夏は隅田川花火公園が行われることで知られとるんじゃ。
それは名所ですね。
あと、意外なアニメ作品の関連の土地でもあるんじゃが、それを知っとる人はあまりおらんのう。

アニメ?


どんなアニメですか?
ジブリの『風立ちぬ』じゃな。
マジかっ!?

ああ。

あの作品はゼロ戦を造った堀越二郎の話と、大正・昭和で活躍した作家・堀辰雄の代表作『風立ちぬ』から着想を得て作られとるんじゃ。

そうだったんですか。

うむ。

なので、あのアニメの冒頭でも「堀越二郎と堀辰雄に敬意を表して」ないしは「堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて」というテロップが出るんよ。

なるほどな。

基本的にあの作品は堀越二郎の話がメインなんで、若干堀辰雄の影が薄いんじゃが、肺病を患っとる妻とのエピソードとかはむしろ堀辰雄の作品からのものなんじゃ。

で、その堀辰雄の住居跡も、この近くじゃったいうわけなんよ!

マジだ!!
しかし、地味ですね。

さすがにこればっかはしょうがなかろうて。

偉い人の屋敷跡いうわけじゃないんじゃけえな。

たしかに……
ちなみに妻とのエピソードとかは堀辰雄の作品からいうたが、あれ自体、ほとんど実話なんじゃがな。
え?

というのも、作家の堀辰雄もその妻も肺病に冒されとってな。

小説『風立ちぬ』自体、作者本人の実体験をもとに執筆されたもんといわれとるんじゃ。

マジか……

おうよ。

なので、そういった背景を含めて、あの作品に親しむと、また違った楽しみ方もできようて。

だからって、そんなところにまで行くやつは……
今岡先生ぐらいのものでしょうけどね……

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登場人物紹介

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■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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